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ビューティ

鹿児島発「アグリコスメ」。地域農家と連携するBOTANICANONの手作り石けんが11月6日から発売中

九州の最南端、鹿児島県南大隅町で地域の農産物を主原料に、天然成分100%にこだわってコスメづくりをしているボタニカルファクトリー。そのブランド「BOTANICANON(ボタニカノン)」から、地元素材をふんだんに使った6種類の「手作り石けんシリーズ」が新たに加わり、11月6日から発売開始されました。

 

廃校からスタートしたコスメメーカー「ボタニカルファクトリー」

 リノベーションされた廃校がコスメ工場

BOTANICANONは、2013年に閉校になった小学校の教室をリノベーションした化粧品工場でつくられているナチュラルコスメブランド。近隣の大自然で採れた無農薬、自然栽培の原料が使われています。

 

2013年3月、廃校前の最後の卒業生はひとりだったそう。その卒業生の後を引き継ぎ、全国で初めて小学校跡地に化粧品工場がつくられました。ボタニカルファクトリーは、近隣に生い茂る限りある地産原料を丁寧に加工し、蒸留水・精油・エキスを抽出し、商品製造まで一貫生産しています。

 無農薬レモングラス


契約栽培・ホーリーバジル


南大隈町産 自生月桃

ボタニカノンとは、「ボタニカル(植物)」と「カノン(輪唱)」を組み合わせた造語だそう。植物の香りや効能が幾重にも折り重なり、森の中にいるような感覚でスキンケア、ヘアケアを体感できることがコンセプトだとか。2016年には「かごしま新特産品コンクール 工芸・生活用品部門」の奨励賞を受賞しました。

ハーブの花・茎・根からエキスを抽出します

「アグリ(農業)コスメ」とは、鹿児島の豊かな自然や農産物を活かした活動のこと。今年は、特産品のパッションフルーツから化粧水が商品化されました。さらに、タンカンや辺塚ダイダイ(地元古来の柑橘類)のジュース加工場から出た廃棄物の皮を再活用し、そのアロマオイルやハーブウォーターを化粧品原料にするなど、地元農家やJAとの連携を強めています。

 

約4,000種類もの植物が群生する日本最大の照葉樹林帯を控える大隅半島で、これからもBOTANICANONは「化粧品×農業」として、新たな商品ラインナップを開発し、過疎地の発展に一役を担う事業として地産「アグリコスメ」を展開して行く予定です。

2016年発売されたボタニカノンのシリーズ

 

機能性と香りが魅力。アグリコスメBOTANICANONの石けんシリーズ

今回、新たに加わった石けんは全6種類。使われている原料は、地元で契約栽培された「レモングラス」「ホーリーバジル」に自生の「月桃(ゲットウ)」、特産品の「タンカン」「パッションフルーツ」「地蜜(はちみつ)」、指宿産の「ホーウッド(クスノキ科:芳樟)」や桜島産の「ツバキオイル」などなど…。鹿児島の農産物から、アロマオイル、ハーブウォーター、エキスなどを工場で抽出し、素材の特徴を最大限に活かす「コールドプロセス製法」で30日間かけてじっくり熟成しつくられています。

新たに加わった6種類の石けん
上)芳樟、ハニーマーブル、中)ホーリーバジル、月桃、下)シトラス&ジャスミン、レモングラス

植物が持つ特徴をお肌の状態に合わせて使用する「機能性石けん」と、その日の気分でアロマの香りを楽しむ「フレグランス石けん」の2つの用途で構成されています。きめ細かな泡立ちと芳醇な香りで「洗う」と「スキンケア」を同時に可能にした石けんです。

新商品・ボタニカノン ナチュラルソープ :各 33g¥561(税込)/100g ¥1620(税込)

佐多岬産無農薬の月桃の濃厚なエキスで保湿力を高めた「月桃(ゲットウ)」、高い保湿とリラックス芳香成分のリナロールが豊富なシトラスウッディーな香りの「芳樟(ホウショウ)」、佐多岬産無農薬レモングラス粉末でスクラブ感もある「レモングラス」、アーユルヴェーダで最高位のハーブ・ホーリーバジルの濃厚なエキスをベースに仕上げたトラブル肌に最適な「ホーリーバジル」、シトラスの爽やかさと艶やかな香りが楽しめる「タンカン&ジャスミン」、保湿力たっぷりの地蜜(ハチミツ)とパッションフルーツエキスをマーブル状に仕上げた「ハニーマーブル」と、個性ある石けんが揃いました。

 

さらに、地域へ貢献するブランドへ

その土地の原材料を取り入れることから「地産コスメ」というコンセプトで発売されたBOTANICANONは、肌にトラブルがある人や自然志向の人たちに支持されています。今後、さらに地域農業と連携し「アグリコスメ」の開発を進め、地方創生に寄与できるブランドになりたいと考えているそう。

地元農業を持続可能にする取り組み

パッケージもキュートなボタニカルファクトリーのプロダクト自体が、地産地消というカタチで地元の有機・無農薬栽培、自然農を促進させる取り組み。ものづくりとしても、人や社会に配慮されています。

 

自然の原料はとてもパワフル。新商品の石けんにも、植物の有効成分がたくさん含まれています。BOTANICANONは、私たちの肌を健康に導いてくれる、鹿児島の豊かな大地からつくられているコスメです。

 

※石けんの一般流通は12月1日から。現在直営店舗と自社オンラインストアで発売中

 

 

ボタニカルファクトリー 企業情報

奥田 景子

執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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