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イベント

PLUG INにいってきた! vol. 1 ファーメンステーション

東京・渋谷ヒカリエで10月22日~24日まで開催されたB2Bの展示会PLUG IN(繊研新聞主催)。上質な服飾雑貨が数多く出展されている中で、エシカル/フェアトレードと環境に配慮した地場産業支援のコーナーを取材しました。

まず、最初にご紹介するのは「発酵で楽しい社会を!」をスローガンに、お米を原料に商品を企画・開発し、製造・販売されている株式会社ファーメンステーション(本社:東京)です。

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米どころ岩手県奥州市胆沢(いさわ)の米農家さんが減農薬、無化学肥料で生産したお米を原料に、現在は、しっとり+デリケートな肌のための奥州サボン・ナチュラルと保湿力をアップした奥州サボン・リッチ、お米でできた消臭スプレー・コメッシュの3点を製造販売しています。

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▲両サボンともに 70 g、2,160円(税込み)

サボンでは、石鹸素地に米もろみ粕を使用しているのがユニークで、無香料、無着色、防腐剤ならびに石油由来物質不使用。ナチュラルには植物由来の天然抗菌剤を使用しているので子供や敏感肌の人も安心だそうです。リッチにはアミノ酸やコエンザイムQ10 など6種類の美容成分を配合して保湿力をアップしているそうですので、これからの季節にはオススメですね。

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▲30 ml、1,944円

消臭スプレー・コメッシュの成分は水と米エタノール、BSK菌。石油由来成分は一切使用せず、100%天然由来で無香料。市販の消臭スプレーは普通、「さては、使ったな」と気取られるくらい人工香料の香りがするものですが、無香料なんて本当に珍しいですよね。

BSK菌はちょっと気になるところですが、これは、消臭、脱臭、水質浄化効果をもつ有用微生物。環境にもやさしい天然バクテリアで、長年、化粧品原料等としても幅広く利用されているそうです。

ファーメンステーション・奥州ラボの製造の中心は、お米を原料に発酵技術を使って作る米エタノールです。エタノールはアルコールの一つで別名「酒精」とも呼ばれ、アルコール類の中で、最も身近に使われる物質のひとつ。食品や化粧品などさまざまな製品の原料として広く使われていますが、天然由来のはっきりしたエタノールは非常に少ないそうです。それを国産米を原料に作っているのですから、安心安全な原料を求めるメーカーから熱く求められていることも納得ですね。

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▲化粧品業界等メーカーの関心が高まっている米エタノール

米エタノールは農機具やアルコールランプの燃料として地域で利用できるばかりなく、製造行程で発生する蒸留残さ(米もろみ粕)は飼料へ。飼料を食べる鶏や豚の肉や卵、さらにはその加工品へ。また、米もろみ粕は石鹸の原材料としての商品化へと米エタノールの輪は大きく広がりますと、奥州ラボの白衣を着た酒井社長が話してくれました。

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▲ファーメンステーション・酒井社長

社名のファーメンステーションは、発酵(fermentation)と駅(station)の合成語。「発酵」は最も歴史の古い加工技術であると同時に、人のアイデアが加わることによって絶えず進化し続ける技術です。「考えが芽生え、次第に熟していく」という意味も内包するこの発酵技術を必要とする人や街、農村が「駅」になり、全国、さらには世界へ繋いでゆけるようにとの想いが込められているそうです。

 

ファーメンステーション:http://www.fermenstation.jp/index.html
オンラインショップはこちら:http://shop.fermenstation.jp/
B2B展示会PLUG IN:http://www.senken-ex.com/plugin/index.html

 

 

 

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