ホワイトデーにリクエストしたい!フカフカの材木の土壌で育つ果実で作られている。奈良・吉野で明治36年から果樹を栽培する堀内果実園のドライフルーツ

Horiuchi_1

「うめ」や「すもも」、「種無柿」、「富有柿」、柿にチョコレートがコーティングされた「柿ショコラ」など。すべてかわいいパッケージに詰められたドライフルーツを見つけました。噛むほどに口の中に広がる、くだものの風味が特徴だとか。ナチュラルな完熟・国産・無添加で、ホワイトデーにリクエストしたい商品です。

作っているのは、「堀内果実園」。奈良・吉野の広大な山々で明治36年に開墾を始め、現在は6代目の堀内菜穂子さんが園地を守っていらっしゃるそう。果物の美味しさをそのまま感じることができて、こだわりのある友人への贈りものとしても喜ばれそうなものがたくさん。

「堀内果実園」では、季節を通して果物と丁寧に向き合い作業が行われています。「梅」「ブルーベリー」「すもも」「かりん」「柿」と、季節の移り変わりに沿って果実を栽培しています。

春先の大事な土作りは、木を粉砕して作るチップや堆肥、無化学肥料が使用され行われます。フカフカになった健康な土壌には、ミミズやモグラ、微生物が生息し、活性した土での果樹栽培を可能にしているとか。

Horiuchi_2

Horiuchi_3

Horiuchi_4
▲大型の機械が入れない急な斜面も多いので、ほとんど手作業で何キロもある肥料を運んでいます

 
12月~3月に行われる剪定作業は、葉が茂った木々をイメージし日当たりや風通しが良く、新しい枝が伸びるように枝が切り落とされます。それによって、農薬回数を減らした栽培ができるそう。ブルーベリーは完全無農薬で栽培しています。

Horiuchi_5
▲美しい木々がイメージされ、そのとおりに成長してくれます

 
果実の木に花が咲き始める頃、ミツバチ応援隊の活躍による受粉後に、蕾を落とす摘蕾(テキライ)、8月~9月中旬の実の育ちを良くする摘果が行われます。その後の、一つ一つ熟す時期を見極めながら行う収穫には、苦労があるそう。

梅酒・梅ジュース用の梅は青いうちに、梅干しとジャム用の梅は真っ黄色の完熟の状態で収穫しなくてはいけません。特にブルーベリーは、実が熟する時期が、一本の木でも枝ごとにバラバラなので、収穫するのが大変だとか。

Exif_JPEG_PICTURE
▲花が咲き始めると、ミツバチ応援隊が大活躍!

Horiuchi_7
▲大変でも楽しみな収穫

 
ドライフルーツの他にも、「コンフィチュール」、「シロップ」、天然の和菓子と言われる「あんぽ柿」など、頂いて嬉しいものがたくさん。また、フェイスブックのページには、ドライフルーツなどを使って作られるお料理のレシピの紹介もあります。

そのまま食べても美味しいものですが、フルーツのいろんなアレンジが楽しめるクッキングに挑戦してみてください。

Horiuchi_8
▲ドライフルーツ 10種:756円~1,080円(税込)、柿ショコラ 2種:972円(税込)

Horiuchi_9
▲大切に育てられたフルーツは、ギフトにも最適

 
連絡先:
堀内果実園 http://horiuchi-fruit.jp/
堀内果樹園 フェイスブックページ

 

《関連キーワード》
,

執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

人気のWebコンテンツはこちらです

お問い合わせ