そのままパンに塗ったり、料理にも使える、優しい甘さが特徴のオーガニックシロップ

7月29日(土)・30日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された第2回オーガニックライフスタイルEXPOは、出展社数が220社を越えて、商品のバラエティが豊富。あまりに多すぎて見逃しそうなほどでした。その中から、そのままパンに塗ったり、お砂糖代わりに料理にも使える、2種のオーガニック甘味料をご紹介しましょう。
 

金沢大地の伝統甘味料オーガニック米あめ

多種多様なオーガニック商品を開発し、国内だけでなく海外へも商品を供給されているという石川県の株式会社金沢大地さんのブースで、この季節の売れ筋であろう「六条大麦茶」の隣にそっと置かれていた金沢地方の伝統甘味料「米あめ」。

 

 
お米のでんぷんを麦芽酵素で糖化することによって作られるこの米飴は、金沢では「じろ飴」と呼ばれ、砂糖が一般化する以前より庶民の甘味料として親しまれてきたそう。「じろ」とは金沢の方言で「やわらかい」という意味だとか。

穀物由来の「米あめ」は、主成分は麦芽糖(マルトース)で、砂糖の主成分であるショ糖(スクロース)の3割程度の甘味度。ですから、お砂糖のようなくどさはなく、コクのある優しい甘さが特徴です。昔は母乳代わりにも使われたほど、栄養価が高く体にやさしい甘味料だそうです。


 
金沢大地ではイチゴやブルーベリーなど、フルーツを加えて作る「お米のジャム」も製造していて、砂糖を使用しないジャムとして、とても人気だとか。ペクチン(増粘剤)や酸化防止剤などの添加物も一切使用されていません。その他、「あめちゃんジャム」シリーズの製品も販売されています。
 
 
企業情報
金沢大地

商品情報
オーガニック米あめ
 
 

MIE PROJRCTのオーガニック アップルシロップ

もう一つのオーガニックな甘味料は、高品質で美味しい味のオーガニック、ナチュラル、健康、フェアトレード食品の精選品を提供し、持続可能な社会と社会的責任に効果的に貢献することを社是とするMIE PROJECT(ミエ プロジェクト)のブースで見つけたもの。
 
様々な商品の中でイチオシ商品を尋ねたところ、挙げてもらったのが、イタリアのジャム・フルーツ・スプレッド市場でNO.1のブランドRigoni di Asiago(リゴーニ ディ アシアゴ)社製のドルチェディ オーガニック アップルシロップです。
 

 
この商品は、日経トレンディ 2017ヒットの予測で砂糖を代替する商品カテゴリー ネイチャースイートソースのひとつとして紹介されたそう。オーガニックのリンゴだけを使用して作られた天然の甘味料で、100ccのシロップを作るのになんと1.1kg以上ものリンゴが使われるとか!

原料がリンゴだけなのでクセのないスッキリした甘さが特徴です。日本食品標準成分表2010の砂糖に比べカロリーは20%低く、GI値(グリセミック・インデックス=Glycemic Index)も低い甘味料です。
GI値とは食後の血糖値がどれくらい上昇するのかを、ブドウ糖を100として相対的に表した数値を表します。

 

 
料理やお菓子作りをする時に砂糖やはちみつ代わりに使用しても味が変わることはありませんので、血糖値を気にしている人の献立にはおススメといえますね。
 
 

企業情報
MIE PROJECT

製品情報
ドルチェディ オーガニック アップルシロップ
 
 

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