環境問題と貧困解決、ザンビアの未来に夢をかける「バナナペーパー工場 in アフリカ」

バナナの茎の繊維から作られた「紙」バナナペーパー。アフリカのザンビアと日本のコラボレーションで生まれました。商品名はOne Planet Paper®。野生動物の保護や女性の自立と子供の教育、さらにオーガニック農業を支援するフェアトレード・ペーパーです。

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バナナの繊維を干す作業をしている女性たち

現在、自然環境に負荷を与えないFSC認証の紙の使用などの取り組みはありますが、森林の違法伐採や森林減少は世界的な環境問題の一つとなっています。

ザンビアの貧困は深刻で、仕事がなく病気になっても病院へ行けず、子供たちを学校へ行かせることできない状況だそうです。お金を手に入れるために、無許可で木を伐採したり、ゾウなどの野生動物を密猟したりという悪い流れができているそうです。

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ワンプラネット・カフェ 3大陸3人の取締役。ぺオさん、聡子さん、ビリーさん

ワンプラネット・カフェのCEOのエクべリ聡子さんは「ザンビアでの『バナナペーパー工場』が実現すれば、バナナ農家、バナナの繊維取り、パルプづくり、紙すき、紙を使った商品づくりなど、村に多くの仕事が生まれます。ゾウやキリンが自由に歩き回るザンビアの素晴らしい土地に、バナナペーパー工場を作りたいと思います」と述べています。オーガニックで栽培されたバナナが雇用を生み、エネルギーも自然エネルギーが使われる環境に配慮された工場を目指す…。その夢をかけたバナナペーパープロジェクト「バナナペーパー工場 アフリカ」は、クラウドファンディングサービスによって資金を得ることができ、実現に向かっています。

今はザンビアで収穫されたバナナの茎を乾燥させた原材料のみを輸入して、「紙」自体は日本で作られています。日本で賛同する会社には、様々なステキなプロダクトがあります。大きな夢をかけたプロダクトの数々。私たちがこれらを購入することは、ザンビアの貧困とゾウやキリンを守る支援につながります。詳しくはアフリカのフェアトレードな紙をご覧ください。

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Lion
上:3Dメモパッド カバ   下:3Dメモパッド ライオン  各702円(税込)/kamiterior

MassageCard
パモジ メッセージカード 216円(税込)/山櫻

MiniCard
パモジ ミニカード&封筒セット 2,700円(税込)/山櫻

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ノート 1,008円(税込)/三省堂
ワンプラネット・カフェでは、アフリカ(ザンビア) エコツアーも実施しています。8月のツアーはすでに締め切られていますが、これからも企画されますので参考にしてください。
アフリカ(ザンビア)エコツアー
スケジュール
農地の約20%がオーガニック、という環境先進国スウェーデンへのエコツアーも実施しているワンプラネット・カフェのサイトはこちらから。
ワンプラネット・カフェ http://www.oneplanetcafe.com/

 

 

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執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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