「化粧品」として日本初の製品化!犬用シャンプー&ヘアオイル『コンフィダンテ』

化粧品の企画・開発を行う ㈱洛歩 は、植物成分100%・オーガニック原料使用のシャンプー&ヘアオイル『コンフィダンテ』を6月15日に発売しました。コンセプトは「健康寿命をのばすスキンケア」。日本初の犬用化粧品です(㈱洛歩調べ)。

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犬に化粧品!?  しかし、その開発の背景には、ペット用品にまつわる多くの問題があることがわかりました。

まず、既存の犬用シャンプーは、洗濯洗剤・食器洗剤と同じ「雑品」という分類にあります。そのため、皮膚に使用する物なのにもかかわらず、安全基準は「化粧品」よりはるかに低いのです。また、「化粧品」であれば必ずしなければならない菌検査(菌が混入しているかどうかの検査)も、「雑品」には不要です。

そして、成分表示についても問題が。「雑品」には全成分表示の義務が無く、たとえ「全成分表示」と書きながら、全ての成分を表示しなかったとしても、罰せられません。

 

犬は頻繁にグルーミング(舐めて毛繕い)をするため、スキンケア・ヘアケア製品が口の中に直接入ってしまいます。それを考えれば、人間用ヘアケア製品よりも、犬用のほうが更に安全性を重視しなければならないくらいですよね。犬の肝臓は人の数十分の一しかないので、体への負担が心配です。

しかも、犬の肌はとてもデリケートで、厚さは人の5分の1、皮脂の分泌は18分の1程度。シャンプー等によって奪われた皮脂が回復するのに、人は4時間、犬では72時間ほどかかるのだそう。最近では室内で飼われる犬が増え、冷暖房による乾燥が及ぼす皮膚へのダメージも大きいとか。人間同様、保湿も大切です。間違った製品選びによって皮膚トラブルを起こすこともあるので、愛犬の肌を清潔に、しかも健康に保ってあげるには、適切なケアが必要なのです。

 

その一方で「化粧品」の製造・販売にいたるまでには、原料・製造工場の許認可、製造工程の提出、製品検査、安全性の保障体制など、とても多くの項目が厳密に定められているため、「雑品」とは比較にならないほど製造原価が上がってしまうという問題もあります。『コンフィダンテ』は一般の製品より高価ではありますが、犬の安全を追求し原料や製法にこだわっていて、原価率も高いとのことです。

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無農薬・オーガニック、高品質な原料を採用

『コンフィダンテ』のシャンプーは、油脂の特徴を損なわない様にコールドプロセスで作られたカリ石鹸。刺激が少なく、すすぎも楽で、保湿に優れているのが特長です。主原料である油脂のうち50%が無農薬・オーガニック認定品のツバキ油(伊豆諸島 利島産)、40%がオーガニック認定品のヒマワリ種子油。オーガニック認証はECOCERT・COSMOSです。さらに、犬へのアロマ効果が研究されている ダマスクバラ花油(OTTO)も配合されています。なお、「コールドプロセスのカリ石鹸」は難易度とコストの高い製造方法とされていて、現在日本国内で製造しているのは ㈱洛歩 のみなのだそう。

ヘアオイルには、シャンプーと共通の無農薬・オーガニックのツバキ油(利島産)ならびにダマスクバラ花油(OTTO)が使用されています。

両製品とも、原料品質の厳選と高度な技術を駆使することで、防腐剤や酸化防止剤など製品性能に関係ない成分を一切使用せずに製造。水や水酸化カリウムなどは、最高品質とされる医薬品原料と同等の原料をできる限り採用しています。

 

 

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confidante シャンプー 300ml 5400円 (税込)

使用原料:水、椿油(利島産:無農薬、ECOCERT・COSMOS認証=オーガニック)50%以上
ハイオレイックヒマワリ油(ECOCERT・COSMOS認証=オーガニック)約40%
(石鹸原料の約90%がオーガニック認定品)
水酸化カリウム、オリーブオイル、ホホバオイル、ダマスクバラ花油(OTTO)、ビタミンE

confidante ヘアオイル 10g 1296円 (税込)

使用原料:スクワラン(オリーブ由来)、ホホバオイル、椿油(利島産:無農薬、ECOCERT・COSMOS認証=オーガニック)、ダマスクバラ花油(OTTO)、トコフェロール(ビタミンE)

 

 

コンフィダンテ confidanteとは、心を許せる友という意味なのだそう。愛犬の寿命が長くなった今、健康寿命にも気遣ってあげたいですね。

 

 

株式会社洛歩

http://rakuho.jp/confidante/

 

 

 

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