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文献集

オーガニックEXPOで紹介される自然化粧品(中村実代)

日本女性は世界でもっともスキンケアにお金をかける民族といわれます。ですから化粧品の質には細心の注意を払っているといえるでしょう。近年、アトピー皮膚炎など、お肌のトラブル悩まされる女性が増えてきていること、肌に直接使用するものだから納得のいくものを使いたいという希望から、自然化粧品の需要が、日本に限らず世界でも高まっています。オーガニックの専門見本市BioFachニュルンベルクでも化粧品部門の成長には目を見張るものがあります。来年2月の催しでは化粧品、ウェルネス製品のカテゴリーは「VIVANESS・ヴィヴァネス」という名称で催行されます。このイベントは一定基準をクリアした、ということは、信頼のおける自然化粧品やオーガニック化粧品が集まる世界最大の見本市となるでしょう。

 

それではまず、自然(ナチュラル)化粧品とはどのようなものでしょうか? 一口で言うと、自然から得られた活性成分、おもにハーブから抽出されますが、その成分を含む化粧品が自然化粧品と呼ばれます。活性コスメティック成分すべてがほんとうに自然のものである本物の自然化粧品があります。また、多少由来物質を含んでいるというだけで、基本的には合成オイル、化学乳化剤、人工保存料といった化学製品が、作用の強いコスメティック成分となっているのに、自然化粧品の自然と称するものもあります。それを区別するために、BioFach JapanオーガニックEXPOでは一定基準の確認を出展社に求めています。

 

また、オーガニック化粧品とはどういうものでしょうか? それは、その製品の自然成分が有機農法、すなわち、化学肥料、ホルモン剤、殺虫剤、殺菌剤を一切使用せずに栽培された植物から得られたものだという意味です。有機栽培の植物は有毒物質を含まず、また慣行栽培の植物に比べて、タンパク質、ビタミン、微量元素、酵素、それにミネラル塩を豊富に含んでいます。本物のオーガニック化粧品は、その自然成分が有機認証を受けていなければなりません。成分の一部がオーガニックであるというだけで、それ以外の活性コスメティック成分が慣行栽培で得られたものや化学薬品が使われているのに「オーガニック」化粧品とはいえないのです。日本の認証機関で化粧品の認証をするところはありませんが、外国にはすでに化粧品の認証まで手がけている機関があります。

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