ヨーロッパ・オーガニック市場の最新消費動向を知ることができる国際シンポジウム開催 / 9月9日(水) 東京・立教大学 入場無料

6月に開催されたオーガニックマーケティング協議会第1回セミナーでも、有機製品をいかに消費してもらうかが日本の市場拡大のカギとの見解が示された。

有機食品市場が成長したヨーロッパ諸国では、消費者行動研究によって有機食品の購買者層の特性や購買動機などがあきらかにされつつある。本シンポジウムでは、ヨーロッパにおける消費者研究の動向と成果についてドイツの専門家2氏による基調講演。続いて日本市場の特性や需要拡大の可能性について検討するため、日本国内の研究者を交えた個別報告と、日欧両研究者によるパネル・ディスカッションが行われ、シポジウム終了後には懇親会も催行される


 有機食品市場の展開と消費者 ― EUと日本の動向から ―

プログラム:

1. 開会 (10:00)
2. 基調講演 (10:10~12:00)
「ヨーロッパにおける有機食品市場の現状と課題」 ブルクハード・シェア 氏 (ドイツ・Ecozept 共同代表者)
「有機食品をめぐる消費者研究の動向」 ウーリッヒ・ハム 氏 (ドイツ・カッセル大学 有機農業科学部 教授)
3. 研究報告 (13:00~15:00)
「日本における有機農産物市場の変遷と消費者の位置づけ」 酒井 徹 氏(秋田県立大学 准教授)
「有機直売市の存在意義とその活用:オーガニック・マルシェの事例から」 鷹取 泰子 氏(農政調査委員会 専門調査員)
「日本とドイツにおける有機食品購買層の特性~価値観とライフスタイルを中心に~」 谷口 葉子 氏(宮城大学 助教)
4. パネルディスカッション (15:30~17:15)
コーディネーター: 大山利男 氏(立教大学 経済学部 准教授)
日本で有機食品市場を発展させていくための方策について講演者によるパネルディスカッション
5. 閉会 (17:15)

日時: 2015 年 9 月 9 日(水) 10:00 ~ 17:30
場所: 立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館 3 階 多目的ホール
アクセスはこちら
対象: 研究者・学生・一般
参加費:無料 (お申し込み不要。直接会場へお越しください。)
定員: 100名 言語:日本語・英語(同時通訳あり)
主催:立教大学経済研究所・日本有機農業学会 協力:国際シンポジウム実行委員会

<懇親会>
日時:9 月 9 日(水) 18:30~20:30
場所:未定(シンポジウム会場近くの飲食店もしくは学食にて)
費用: 一般:5000円/人  学生:3000円/人
申込み期限:8月20日(木) (席数に余裕がある場合は当日申込み可)
申込はこちらから
※前日正午以降のキャンセルは不可。

連絡先:
国際シンポジウム実行委員会 email: organicconsumers2015@gmail.com(担当:谷口)
立教大学 経済研究所 TEL: (03)-3985-4121
facebookページ: https://www.facebook.com/2015icoc/
※最新情報はFacebookページにてご確認ください。
 
基調講演者略歴
ウーリッヒ・ハム(Ulrich Hamm)氏
ドイツ・カッセル大学 有機農業科学部 教授。農産物・食品マーケティング学科長。国際有機農業学会(ISOFAR)理事。食品マーケティングの専門家であり、有機農産物を題材に数多くの論文を執筆・指導してきた。EU域内で実施されている様々な共同研究プロジェクトで主要な役割を果たしている。

ブルクハート・シェア(Burkhard Schaer)氏
ドイツ・Ecozept GbR 共同代表者。農学博士。農産物・食料消費の研究者・コンサルタント。農村開発、有機食品市場、食品の地場流通等を専門とする。ミュンヘン工科大学で教鞭をとった後、2000年にコンサルティング会社Ecozept GbRを設立。業務に従事する傍ら、EU域内における数々の研究プロジェクトに参画している。
 
 

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