イオンがオーガニックスーパーマーケット「Bio c’ Bon」を日本で初めて展開する「ビオセボン・ジャポン株式会社」を設立

イオン株式会社(本社所在地:千葉県、代表執行役社長:岡田元也、以下イオン)とフランスを中心に欧州でオーガニック小型SM(スーパーマーケット)事業を展開するBio c’ Bon社(本社所在地:パリ、CEO:Thierry Chouraqui)を傘下に持つMarne & Finance Europe社(本社所在地:ブリュッセル、代表者:Thierry Chouraqui)は、2016年5月16日、合弁会社「ビオセボン・ジャポン」の設立に基本合意。年内に都内第一号店オープンを予定している。


 店舗外観イメージ
 
新会社は、オーガニック小型SM事業の展開を通じ、日本におけるオーガニック市場の拡大を牽引し、顧客のヘルス&ウエルネス&ハピネスの実現に貢献していく。

健康志向の高まりを受け、世界のオーガニック市場は年率15%を超える伸び率で拡大を続けている。そのなかで、フランスは、オーガニック製品の年間売上が約5,730億円※を記録し、アメリカ、ドイツに続き第3位の市場規模へと成長。政府も「Ambition Bio 2017」として2017年までにオーガニック農地を2倍に増やすことを掲げるとともに、社員食堂などのメニューにもオーガニック食品を20%導入することを目標とするなど、国を挙げて同市場の拡大を推進している。

日本におけるオーガニック市場は年間売上約1,431億円※で世界第7位と、成長の余地がまだ多く残されてる。健康志向の高まりに加え、子育て世代を中心とした食の安全や持続可能性に対する関心の高まりを背景に、オーガニック商品への需要が拡大していることに加え、2020年東京オリンピックではロンドン・リオともに持続可能性に配慮した調達コードの基本原則が発表されていることから、一層の拡大が期待されている。


 売場イメージ
 
2008年創業のBio c’ Bon社は、フランスのパリ市内にオーガニックSM「Bio c’ Bon」を90店舗展開。“鮮度の良い生鮮商品”と“日常使いできる購入しやすい価格”を強みに成長を続け、さらに、イタリアのミラノ、スペイン マドリッドなどの都市部への出店も加速させ、フランスのオーガニック市場拡大を牽引している。

イオンは2000年の有機JAS制度導入以来、日本初のオーガニック認証商品を販売するなど、公的機関や生産者と連携し、日本におけるオーガニック市場拡大に積極的に取り組んできた。「ビオセボン・ジャポン」の設立により、市場拡大をさらに推し進めることになる。

※農林水産省の資料「オーガニック・エコ農業の拡大に向けて(2015年9月18日)」から引用

 
■会社概要
・会社名:ビオセボン・ジャポン株式会社(Bio c’ Bon Japon)
・代表取締役:土谷 美津子
・本社所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
・設立日:2016年6月
・事業内容:オーガニックスーパーマーケット事業
・出資比率 :イオン 50%、Marne & Finance Europe 50%
 
参考(GONサイト記事より)
10%の伸びを見せるフランスのオーガニック市場
イオンは日本のオーガニックスーパーになるか

 
 
 
 
 
 

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