誰もが参加できるオーガニックライフスタイルEXPOのワークショップ「MANDARAで自然とあそぶ」

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心の癒しを求めて曼荼羅アートや曼荼羅ワークといったことが行われているようです。10月6日、人形町の画廊で開催されていた第2回東京国際美術祭で、同実行委員長の洪 美慶(ほん みーぎょん)さんが行った雑穀マンダラのワークショップを取材しました。

もともと、オーガニックや自然に関心を持っていた洪さん。自身、芸術家でもあり、曼荼羅アートのこと、それに集中すれば、心静かな、癒されたような境地になれることに関心があったそう。そこで、身近なものを使って、みんなで曼荼羅を作ってみようと考え、このワークショップを企画しました。
まず、色とりどりの米や雑穀を準備し、曼荼羅の下絵をテーブルの上に広げます:

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当日は、4-5人が、雑穀が入った容器を手にテーブルの周りに集まりました。そして、思い思いの色の雑穀を下絵に載せていきます。

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最初は談笑しながら始めたのですが、そのうち皆、無口になり、曼荼羅に集中し始めます。自分のパートと全体のバランスなど、各人がそれぞれ考えながら埋めていく中で、それぞれが夢中になり、全員としての一体感が生まれ……そして、完成!

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完成した時、皆が分かち合う達成感は何物にも代えがたい経験だったそうです。その後の懇親会では、これまで以上に打ち解け、自分のことを話すようになったとか。
雑穀なら、出展者もいることだし、オーガニックライフスタイルEXPOでもやりましょうよ!ということになりました。会場として提供されるロビーギャラリーには、180点にも上る子供の絵も展示されるので、子供たちにも喜んでもらえそうな木の葉や木の実も使われます。

ワークショップ「MANDARAで自然とあそぶ」

これは、「自然とあそぶ(natural play)」「即興であそぶ(improvisational play)」「自由にあそぶ(free play)」をキーワードに、「マンダラ」をベースにした、みんなで参加するハンドワークです。

方法
準備された布(かみ)に、多種類の雑穀や木の実・木の葉をそれぞれ用い、みんなで「マンダラ」を作っていく。完成したら、記念撮影をする。始めの何もない布(かみ)に、もどって終わる。

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雑穀の場合、最後に全てを混ぜ合わせて(5穀米~10穀米~などができる)、分けて持ち帰ってもらう。木の実・木の葉を欲しいお子さんには差し上げる。

効果
マンダラの手作業を通しで脳細胞が活性化される。抽象的な図柄で無心に遊べるなか、リラックスと達成感が得られる。心身のバランスが整ってくる。心のケアとメンタルヘルスに役立つといわれています。

日時:11月18日(金)、19日(土) 
時間:両日とも13:00~は雑穀を使い、15:00~は木の実・木の葉を使う。
場所:東京国際フォーラムB1、ロビーギャラリーのイベントブース
定員:一回、1セット8人
対象:子供から大人まで(小学生以上)
参加費:無料
*参加希望者は10分前までにイベントブースに集合のこと。定員を超えたら参加できない場合もございます。ご了承ください。

主催:ミレ工房/ Hong`s Atelier
共催:一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン

協力
雑穀:株式会社あきた雑穀村(ブースNo. 039、マルシェテントNo. M-003)
木の葉・木の実:株式会社アバンティ(ブースNo.054)

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あきた雑穀村の村長、熊谷さんは、6種の雑穀のほか、丸型に固めた雑穀シリアルも提供するよと言ってくれました。子供は思いがけない使い方をしてくれると思うので楽しみだとのこと。

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オーガニックコットンブランド・プリスティーンの小諸の施設は今、秋真っ盛り。木の葉・木の実はここの敷地から丁寧に、集めてくださいます。うちに持って帰りたいという子がいるかもしれませんね。
Hong Mi-kyoung(洪 美慶)プロフィール
美術家、韓国ソウル生まれ、東京在住
上海国際美術祭(上海,中国)、ソウル国際美術祭(ソウル、韓国)、日韓美術交流会展(東京、日本)、東京国際美術祭(東京、日本)、韓日美術交流会展(ソウル、韓国)、上海現代美術祭(上海,中国)、アジア国際美術展(青島,中国)、東京アートショー(東京、日本)、現代美術タシケント展(タシケント、ウズベキスタン)、New York Art Festival (New York, Americaニューヨーク,米国)、ボルボアート&デザイン入賞展等に参加。東京や韓国ソウルで個展も開いている。

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