オーガニックインタビューVol.7 アイシス取締役 水上洋子さん 第3回

Global Organic Network代表・中村実代がオーガニックな人に会ってお話を伺うオーガニックインタビュー。「アイシス」取締役で、JOCA日本オーガニックコスメ協会代表でもある水上洋子さんに、オーガニックの今とこれから、そして次号が12月に発行される「アイシス・オーガニック生活便」について伺います。

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─ 1980年代は、作家として「女性の自立と仕事、恋愛」をテーマに「恋愛以上」、「ユニコーン」などの著作50冊以上を執筆。 90年代は、環境と女性をテーマにした雑誌「アイシスラテール」を発行。 2000年代は「アイシス生活便」と「日本オーガニックコスメ協会」を設立。…と活躍されてきた水上さんですが、2010年代も中盤にさしかかりました。「これから」をどのようにお考えですか?

水上洋子さん(以下水上):今、一番力を注いでいるのは、Webアイシス。Webアイシスは、2010年7月にスタートしたWebマガジンです。オーガニックな「衣食住」、オーガニックコスメ、オーガニックコットン、オーガニックレストラン、自然食品店、オーガニックガーデン、フェアトレード、代替医療、オーガニックな仕事などなど、どれも人と地球の元気を応援するテーマばかり取り上げてきました。そして、一番気になるのは、エネルギーの問題ですね。

─ エネルギー問題が気になるのは、何かきっかけがあってのことですか?

水上:やはり、2011年の東日本大震災ですね。それまで、環境保全のためにいろいろ活動してきましたが、そうした地道な積み重ねが、原子力発電所ひとつで、何もかも台無しになってしまう現状を目の当たりにして、やっぱりエネルギー問題は避けて通ることはできない、と。

─ 12月に発売される「アイシス・オーガニック生活便」でオーストリアを特集されるそうですが、理由もそこにある?

水上:その通りです。実は、オーガニック先進国と言われているドイツ、スウェーデンは原発推進国でもあります。でも、オーストリアは原発にNo!と言った国。森林資源を活かして理想的なエネルギー環境を実現しています。環境問題について、悪い話を書いても救いにはならないでしょ? 環境に良いことをやって成功した人もいる。良い結果を出した人がいる。それを伝えたい。アイシスはそういう、明るい、前向きな話題を伝えることで、世の中を少し明るくしたいと思っています。

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▲アイシス・オーガニック生活便の最新号をチラ見せ!
◆厳選したオーガニックコスメや自然食品・雑貨など、人と地球に優しい商品を扱う
セレクト雑貨 アイシスオーガニック生活便のサイト http://www.isis-gaia.net/

◆安心安全なオーガニックコスメを普及する活動をしている
JOCA日本オーガニックコスメ協会のサイト http://joca.jp/

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