中国オーガニックの今現地レポートと有機認証制度(自然と農業編集部)

上海万博が開催中の中国・上海市にて、5月27〜29日、世界最大級の有機専門見本市 BioFach China 2010が開催された。
世界から出展・来場があった見本市の現地報告と、中国国内の有機事情について紹介する。

世界最大級の有機専門見本市BioFach China 2010(主催:ニュルンベルクメッセ社〈ペトラ・ヴォルフ代表〉、中国緑色発展センター)は5月27~29日、中国上海市の上海国際展覧中心において開催され、313団体(前年238団体)が出展、11,526人(前年10,375人)が来場した。フロアー面積は前年比で43%拡大し、3,767平方メートルだった。

ペトラ・ヴォルフ代表は開催後の報告書の中で、「今回は50の異なる国と地域から参加があり、また261の政府機関、団体、協会が、世界市場におけるオーガニック製品の最新の動きに注目をした。中国市場、また世界レベルにおけるオーガニックの重要性は明らかに増してきている」と述べている。

以下では、出展企業・団体のうち主要なものを紹介する。

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