我が国の食料事情とオーガニック食品について!(丸山 王左宗)

既に私たちは、大手の外食産業に提案し、毎日発生する食材の加工残や、食べ残しを回収し、確実で丁寧な発酵処理により再資源とし、これによってサラダに使うベビーリーフを栽培し、再び同外食産業の厨房に届け、食材として活用して頂いています。これこそが、完全な循環型のリサイクルシステムと言えましょう。この様にしてオーガニック食品の生産と普及を積極的に推進する事によって、我が国の食料自給率の改善と我が国独自に食文化の発展に貢献出来るものと確信して止みません。

 
以上の考えに基づいて、私たちは新しくオーガニック推進の機構を組織し、本当の効果的活動をしなければならないと考え、活動を開始しています。又このシステムの機構に参加する新しい農場は、豊かな食品の安定供給に加えて、効果的な環境の浄化装置として機能したり、農業体験や園芸療法としての効果、又小中学生の情操感覚の促進等、肉体的、精神的な効果を得る為にも活用し、既にこの様な効果が立証されています。心ある関係者がこうした活動に一人でも多く参加され、崇高なポリシーにより、自らの仕事に自身と誇りを持って、業務にまい進する事を願って止みません。

 
出典:BioFach Japan 2005 公式ガイドブック
執筆者:丸山 王左宗

PROFILE:
日本オーガニック推進機構設立準備室

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