2014年7月.24日
新たな商品価値の1つとして存在感を日増しに高めているナチュラル・オーガニック化粧品やノンシリコンヘアケア商材。
矢野経済研究所によると2011年度の「自然派・オーガニック化粧品」市場は前年度比6.7%増の930億円。2012年度は前年の6.1%増になると予測していた。
2011年の東日本大震災以降、環境に配慮したライフスタイルや社会貢献につながる消費意識の広がりを背景に、流通網の拡大と多様化、ブランド・製品数の急激、競争の激化等により、ナチュラル・オーガニック市場は今後も着実に拡大して行きそうだ。
ナチュラル・オーガニック化粧品のユーザーがコアなナチュラル志向の人々から一般にまで広がることにより、機能性を訴求した通常の化粧品と同等の使用感や効果が求められるようになってきている。ケミカルと比較し、使用感などの機能性のハードルを越えたときに初めてオーガニックへのスイッチが生まれ、それが「オーガニックコスメの使命、目指すべきところだという。
また、OEMの受注も拡大傾向にあり、フランスのエコサート認証取得の工場を有するOEM企業もオーガニック系商材の受注が緩やかに拡大しており、今後の成長に対し明るい見通しをもっている。
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