今年秋、IFOAM(国際有機農業運動連盟)が後援するオーガニックの国際会議+展示会が開催される韓国。日本からの出展も期待されている「ISOFAR2015槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」についてはこちらをご覧ください。
さて、今月、韓国紙に掲載された記事として、5月17日、毎日経済が取り上げた、親環境農業が盛んな全羅南道の「全南米」を紹介しよう。
女性が選ぶ親環境米として、全羅南道の「全南米」が9年連続大賞受賞
韓国・全羅南道は、㈱女性新聞社が主催し、女性家族部および産業貿易資源部後援による第17回女性が選ぶ名品で「全南米」が9年連続して「親環境米部門」の大賞に選出されたと17日発表した。
全羅南道は2005年以来、持続可能な農業を取り入れ、環境に優しい米の生産量は全国の半分以上を占め、最先端の設備で加工し、販売している。この地域は環境に優しい米の栽培認証面積でも、 全国の62% を占めており、今年から道内の保育園、幼稚園、小・中・高校の給食に全国初のオーガニック米を供給している。また、ソウル市内の学校給食に使用される親環境米の 53% を全南米が占めている。
全南米は農林畜産食品部と韓国の消費者団体協議会主催で2003年から始まった全国最高品質の米ブランド12を選ぶ評価でも12年連続して選ばれ、選出回数は最多である。
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サマリー翻訳:篠原 一夫