環境保全型農業を目指す専門誌「自然と農業」(株式会社木香書房、住所:千代田区神田、発行人:有福雄一)の5月発行号(No., 81)によると、本年春の見本市シーズンに開催された食品関連の展示会は同時開催を含め全部で17あった。このうち、オーガニック・エコ製品に関連する商品が出展された展示会は10にのぼり、416社が出展したという。

主なものを紹介すると、2月に東京ビッグサイトで開催されたFOOD TABLE in JAPAN 2016で同時開催されたオーガニックEXPOではコスメ等の生活雑貨を含め185社。スーパーマーケットトレードショーでは、五味商店やイタリアンフーズのこだわり商品コーナーなどをメインに40社弱。

千葉県・幕張メッセで開催されたFOODEX 2016でのオーガニック関連ブースは70社ほど。今年から、オーガニック&ウェルネスが独立したイベントとして運営されたが、各国パビリオンや全国の都道府県ブースにも多くのオーガニック製品が紹介された。食品の種類も他展示会に比べ非常に豊富であった。

3月15日に大田区の東京流通センターで開催された「国産野菜の契約取引マッチングフェアin東京」では、オーガニック・エコ栽培野菜に関心が高く実需者が注目。参加合計128社・団体のうち、オーガニック・エコ栽培野菜分野は、有機JAS認証や特別栽培、自然栽培などを加えると約20の生産者が参加した。

再び、東京ビッグサイトの健康博2016では、今年も注目のスーパーフードを中心に、食品、化粧品、オーガニックコットン製品など、出展者は40社を超えた。

4月に開催されたFABEX 2016の中のワイン&グルメ2016では、海外出展者の多くがオーガニックワインを展示。ワイン出展者だけで30社を超えた。

こうしてみると、日本で販売されるオーガニック商品もバラエティ豊かになり、市場は活性化の方向に向かっているようにみえる。夏にはライフコーポレーションが大阪でオーガニック・ナチュラルスーパー「BIO-RAL(ビオラル)」を、今年中にはイオンが東京でオーガニックスーパーマーケット「Bio c’ Bon(ビオセボン)」の1号店をスタートさせることが、ここ2ヶ月のうちに発表された。

これらの動きを反映してか、現在出展者募集中の、今年11月18日、19日に開催される「オーガニックライフスタイルEXPO」に対する注目度も高く、野外スペースのマルシェテントはほぼ埋まり、ホールにはすでに50%を超える出展エントリーがあり、有力な協賛企業も名乗りを挙げている(5月末現在)。出展者募集は7月15日まで。

記事について、さらに詳しくは「自然と農業」No., 81、2016年5月発行をご覧ください:
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参考:
新業態店舗「BIO-RAL(ビオラル)オープン
イオンがオーガニックスーパーマーケット「Bio c’ Bon」を日本で初めて展開する「ビオセボン・ジャポン株式会社」を設立