東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される日本最大規模のオーガニックの祭典《第3回オーガニックライフスタイルEXPO》では、9月22日(土)・23日(日・祝日)の会期中、業界関係者ならびに一般消費者の関心が高く、学ぶ意欲にこたえる、充実したコンテンツのセミナーやシンポジウムが多数用意されています。

会場には、Eホール内のメインステージ・ミニステージとホール向かい側のセミナールームの3か所があてられ、初日は、東京ミッドタウン日比谷6階BASE Qがサテライト会場として使われます。

セミナー・シンポジウムプログラムの中から、いくつか、おススメのものをご紹介しましょう。

 

9月22日(土曜日)

◆メインステージ  10:30~12:00
『オーガニック3.0を推進する ~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて』 無料

オープニングセレモニー直後に開催されるこの枠のセミナーは、《オーガニックライフスタイルEXPO》の基調となる内容が込められています。オーガニックとも極めて親和性が高いSDGsを推進していくための具体的な取り組みの事例を紹介し、これから何をなすべきか、そのビジョンを共有するための講演&トークセッションです。

ソーシャル・デザイナー/NELIS-次世代リーダーのグローバルネットワーク 共同代表Peter David Pedersen 氏による「次なる文明を築くSDGsの現状と未来」と題する講演とIFOAM Organics ASIA 理事 三好智子氏による「オーガニック3.0の取り組みと進捗状況」と題する講演の後、主催者 一社)オーガニックフォーラムジャパン会長の徳江倫明氏が加わり、「SDGsとオーガニック3.0が共に目指すもの」と題してトークセッションが行われます。
 
詳しい内容とお申込はこちら:https://food-trust.jp/seminar100/0922m1/
 

◆メインステージ  12:30~14:30
『有機JASの先にあるもの~ Regenerative Organic Certified(環境再生型有機認証)の取組』 無料

今、アメリカでは、有機認証だけでは不十分で、その上に「土壌の健康」「動物福祉」「社会的公平性」の3つを達成するための基準を立て認証する“Regenerative Organic Certified”「(環境)再生型有機認証」という認証システムが始まっているそう。

今回出展されているマジックソープのドクターブロナー社の社長が“Regenerative Organic Certified”の考え方・目的・仕組みについて講演され、パタゴニア日本支社長の辻井隆行氏と徳江倫明氏が加わり、環境再生型農業を広げていくために、今後、認証制度はどのような方向に進むべきなのかを話し合います。

参加登録はこちらから:https://food-trust.jp/seminar100/0922m2/

 

◆セミナールーム  11:00~13:30
『エディブルスクールヤードシンポジウム』 ランチ付きで3000円
幼稚園の給食の100%オーガニックに取り組む関係者を招き、オーガニックランチを味わいながら催行するシンポジウムです。

詳しくはこちらをご覧ください:https://organicnetwork.jp/biz/archives/6294

 

◆《サテライト会場》東京ミッドタウン日比谷の6階、BASE Q 14:00~16:30
映画『ほたるの川のまもりびと』上映会とトークショウ
事前1800円 当日2500円

長崎県の山間の村で、ダム建設に反対し、普通の生活がおくれる昔ながらの環境を守る人々の日常を描いたドキュメンタリー映画の上映会と、監督をお迎えしてトークショーが開催されます。

すでに、当サイトでもご紹介しておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。

事前申し込みはこちら:
https://food-trust.jp/seminar100/hotaru/

 

 

9月23日(日曜日)

◆メインステージ  10:30:~12:30   
『野菜の健康診断データから見る/一般野菜と有機野菜を比較する』 無料

一般野菜と有機野菜の中身は、実際問題、どう違うんですか?という素朴な疑問を投げかけられた業界関係者は多いと思います。その問題を長年、野菜の栄養価測定実績を実施されてきた㈱メディカル成果物研究所が、膨大なデータから解き明かし、違いを数値で表します。

同じ品種の一般野菜と有機野菜の相当数をデータ比較するという画期的な内容です。有機野菜のさらなる有機農産物ブランド化に直結する栄養価的視点について、様々な立場からの見解を聞くことができます。

参加登録はこちらから:https://food-trust.jp/seminar100/0923m1/

 

◆ミニステージ  10:30~12:00
『僕たち私たちのオーガニック/サスティナブル・ラベル』 無料

昨今は、有機JASマークだけでなく、海のエコラベルMSCや森林認証など、さまざまなマークを目にするようになってきました。《オーガニックライフスタイルEXPO》では、未来を担う学生さんたちにも参加してもらう機会を積極的に提供してきました。

今年は、高校生と大学生が登壇して、オーガニックやサステナブルラベル(国際認証)について語り合います。そして、現状をどのように認識し、どう考えているのか、今後、どう行動に移していくべきかなどを語り合い、業界関係者や一般来場者にも参加して頂き、サステナブル討論会を展開します。

参加登録はこちらから:https://food-trust.jp/seminar100/0923m1-2/

 

◆セミナールーム  10:10~11:40
『海外オーガニック マーケティングセミナー-アジア』 1000円

海外オーガニックマーケティングセミナーは、今年は、これまであまり取り上げられることのなかった、身近なアジアにフォーカスします。

アジア諸国のオーガニックはどのような歩みで、現状はどうなのか、これからどう動こうとしているのか、インド・ブータンからアセアン諸国、オセアニア、中国・韓国まで、数値を追いながら、アジア全域を把握できる初の試みです!

IFOAMアジア理事の三好智子氏が、9月18日~21日に開催されるIFOAMアジア国際会議で発表された最新データや情報の報告を兼ね、中国・韓国・インドについて発表。また、1983年からアセアン(東南アジア諸国連合)に関わっている国際機関日本アセアンセンター貿易投資部の上岡 美智子氏がアセアン各国のオーガニックへの取り組みやオーガニック食品とマーケットの現状について発表します。

参加登録はこちらから:https://food-trust.jp/seminar100/0923s1/
 

ここでご紹介しました内容を含め、『第3回オーガニックライフスタイルEXPO』で催行される全セミナー・ステージプログラムはこちらから。

自然に優しく心地よい「衣・食・住」のすべてを体感し、学び、お買い物ができ、新しい発見がある《オーガニックライフスタイルEXPO》。ぜひ、ご参加ください。入場料1000円が無料になる事前入場登録へはこちらから。

 

《第3回オーガニックライフスタイルEXPO》
会期:2018年9月22日(土)・23日(日・祝日)
会場:東京国際フォーラム(有楽町)
公式サイト:https://ofj.or.jp/