2014年7月4日

ドイツではナチュラルコスメの成長率がここ2年間は数%であったが、2014年には再び勢いを増してきている。2013年上半期、従来の小売販売(薬局、オーガニックフード・ナチュラルコスメ販売店、健康食品店など)での売上げは伸び悩み、かろうじて市場でのシェアを拡大す るに留まったが、大型ショッピングセンターやスーパーでは、売上は著しく伸びた。ドイツではBudnikowsky、dm、 MullerやRossmannなどの薬局が依然として市場を牽引し続けているが、認証ナチュラルコスメも特別価格やディスカウントの対象となっており、 このことが売上拡大に一役買っている。

消費者の情報収集能力も、着実にレベルアップしている。数年前に比べて、コスメやボディケアを購入する際は慎重に吟味し、問題のある原材料をチューブや容器に使用していないかチェックする人が増えている。
 

執筆:Karin Heinze、ニュルンベルクメッセ、Vivaness広報担当

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