世界有機農業アジア連盟理事(IFOAM ASIAの理事)に、大石リカ・デリシャス氏(所属IFOAM JAPAN)が日本から初めて、アジアでも初めての女性理事が誕生しました。

世界有機農業アジア連盟の活動の使命は、世界の人口の2/3を保有し、それと同等の貧困飢餓問題を抱えるアジア全体が、環境や農業や食物だけではなく、制度の背景にある児童労働や貧困飢餓の課題も含めた幅広いトピックを共有、それぞれの国に持ち帰り、オーガニックを通して導ける持続可能な社会を作るために必要な政策提言を提供することが目的です。

今日、私たちに何ができるだろうか?

参加国は幅広く、ブータン、バングラディッシュ、中国、韓国、インドネシア、日本、ラオス、ネパール、マレーシア、スリランカ、タイランド、ヴェトナム、インド、キルギスタン、フィリピン、シンガポール、香港、台湾、、実に15カ国以上のアジア諸国が参加、今後アジアのオーガニックムーブメントへの積極的な参画は勢いを増すばかりです。

今回の立候補は、IFOAM JAPAN(http://www.ifoam-japan.net)及び所属企業(以下)、AFAS、そしてオーガニック業界の先輩達が推薦、中国、韓国、インドが中心となり強い絆が生まれ始めているうねりに、遅ればせながら日本が架け橋を送り込むことができたことでしょう。

大石氏は、今年は内閣府にビオ推進室設置の為の政策提言を描くプロフェッショナルチームの結成を準備中、2017年に計画しているビオ国際学会誘致@北海道も視野により積極的なIFOAM ASIAとの関わりと協力体制を築くと提言、日本がアジアを股にかけできることの可能性も探り持ち帰ることになります。

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