5月の始めに、GONのニュースで「ISOFAR2015槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」を紹介しました。ただいま出展社募集中です。

さて、7月2日の東亜日報に「ISOFAR2015槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」祈願して工芸家がポテト・タワーを制作したという記事が掲載されました。そろそろ盛り上がりそうですね。

ISOFAR2015

忠淸北道ケサン郡カンムル面の事務所の前庭に、高さ6m のポテトのタワーが造られた。9月ケサンで開かれる世界のオーガニック産業Expoの成功を祈ってカンムル面に住む工芸家、カン・ソンチョル氏がモニュメントを作成。住民たちが生産したジャガイモを使用しタワーを作った。

画像並びに記事原典はこちら:http://news.donga.com/3/all/20150701/72230812/1#
  
  

毎日経済の7月2日には、親環境農業が行われることで絶滅危惧種の兜エビがが復活したという記事が載りました:

コクソンで長い尾の兜エビを発見 … 環境に優しい農業の成果

全羅南道農業技術院によると、道内コクソン郡オックワ面のオ・サンス氏所有の有機栽培水田で最近、長い尾の兜エビが大量に生息していることを発見。このエビは、環境省指定絶滅危惧種2級の希少な生物。生きている化石といわれ、環境影響評価の指標生物でもある。 このエビは頭に丸い兜を被っているようで、尾は先が細く2つに広がっている。有機水田では、ドジョウ、カエル、バッタ、クモなどの昆虫も生息することが調査された。オ・サンス氏によると、水田の有機栽培は6年目になり、化学肥料、殺虫剤の噴霧によって失っていた多様な生物や長い尾の兜エビが戻っているという。
チェ・キョンジュ農業技術院長は、「多様な生物と長い尾の兜エビが発見されたことは、全羅南道が他の地域より環境に優しい農業を積極的に育成した結果だ」と語り、「親環境農業をより進め、低コストの有機農業を内実化する」と述べた。

更に詳しくはこちら:http://news.mk.co.kr/newsRead.php?year=2015&no=630788
  
  

環境に優しい農業の成果は7月2日の東亜日報にも:

清州市南中学校の裏山 シラサギ生息地のパラドックス

清州市南中学校近隣のムシム川が清浄化。豊富なエサと最適な立地条件のもと、個体数が増え、数百羽が飛来し営巣。
巣の騒音と排泄物の悪臭により授業に支障。生息地を移動する9月まで清掃活動を行う。
人間と共生する環境を作ろう。

先月30日、忠淸北道清州市ソウオン区チョンナム路にある清州南中学校の裏山では、大規模な清掃活動が1時間あまり行われた。イ・スンフン清州市長をはじめ、市の職員と清州教育支援庁のスタッフなど、100余人が参加し、清州南中学の裏山に住んでいるシラサギの群れの糞や卵の殻、死んだヒナを片付けた。

清州南中学の裏山からチャンブボン散歩道につづくこの辺りは、2012年からシラサギが飛来し始めていた。最初の頃はそれほど数が多くなく見る人の目を楽しませ、生態教育の現場として注目された。しかし、シラサギの数が徐々に増え、今では 700から800羽 が裏山の松の木全体に営巣している。

ここのシラサギの群れが一度に飛び立つところは迫力ある景観であり、見る人たちに歓声を上げさせる。これは一般の人から見れば、都心の中で自然の生態学的環境が造られたと考えることが可能だが、毎日シラサギの群れと対峙する清州南中学の教職員と学生たちには、ひと苦労。数百羽のシラサギの群れの鳴き声の騒音と排泄物、清州南中学らの悪臭があるからだ。さらにシラサギの抜けた羽毛が舞い上がるため、学校給食の調理場で働く職員たちは、暑い夏でも窓を開けることができずに給食を作っている。

学校と親たちが清州市にシラサギの群れの騒音と排泄物の悪臭のために授業に支障が多いため、松林の間伐などによりシラサギの群れが別の場所に移動するように要望した。
しかし市は渡り鳥であるシラサギの群れが生息地を移動する9月までは、間伐はせずにきれいな環境を維持することを決めた。そのためにこの大規模な清掃活動が行われたのである。

清州市は、シラサギの糞や羽毛などで学生と市民が不快感が生じないように、シラサギの生息地の近隣地域と清州南中学の食堂、排水路の周辺を週3回以上集中消毒し、シラサギの死体なども収集している。清州市は、チャンブドン・シラサギ集団生息地移転対策委員会を立ち上げ、シラサギの安全な生息地移転と森林伐採が可能かなどを協議して、シラサギと人間が共生する方法を見つけようとしている。

清州南中の裏山にこのようなシラサギの群れが営巣することは、ここがシラサギにとって最適な立地であるというのが専門家たちの意見である。近隣のムシム川が清州市の継続的な水質改善事業により、生態系の豊かな河川に変わっているために、安定的なエサが供給され、また、近隣にオーガニック農地が増え、天敵の猛禽もいないことなどがシラサギの群れの繁殖につながったのである。

更に詳しくはこちら:http://news.donga.com/3/all/20150701/72230780/1
  
  

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サマリー翻訳:篠原 一夫