この5月から当サイトでもご紹介してきた「槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」が9月18日にスタート。大盛況の様子を韓国のメディア毎日経済から紹介する

毎日経済 2015.09.20 
「槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」3日間の入場者約20万人

18日開幕した「槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」の累計入場者数が3日間だけで20万人に近づいている。
組織委員会によると20日の来場者は 7万974人に昇り、開幕から19万9,603人となった。また、来月11日の閉会日までには、当初の目標である66万人を超えるとの見通し。1日3万人の来場者が目安であったが、この調子ならば、閉幕までの来場者数は80万人となり、上方修正する必要がある状況と語った。
組織委員会は、来場者が博覧会場内をあちらこち便利に回れるるよう、無料シャトルバスを運行している。
「槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」は、来月11日まで毎日午前9時から午後6時まで開催されている。

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「槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」碩学総出による充実した学術会議

世界的に有名な有機関連の学者たちが槐山に集まった。
世界有機農業協会 (ISOFAR) は20日、槐山所在の忠北有機農業研究センターにて、「有機農業3.0 科学シンポジウム」を開いた。1.0 および2.0 では、過去と現在を意味するが、3.0 は、未来を指す。
22日まで開かれるこのシンポジウムには、ジェラルド・ラマン ISOFAR 会長、ウルリッヒ・ケプケ・ドイツ・ボン大学教授、ソン・サンモック檀国大学園芸学科教授、ラジャ・アダンカニ、イラン・有機農連合会長などが出席した。ラマン会長は基調講演で、有機農業の大衆化を追求しなければならず、真の有機農業3.0 時代を創ることが科学の役割と強調した。
 
アジア・オセアニア農業プロテオミクス協会 (AOAPO) は、23日から24日槐山チュンウォン大学で学術行事を、また国際有機農業運動連盟 (IFOAM) アジアは、来月2から3日にかけて槐山農業技術センターで、アジア・太平洋地域国際シンポジウムをそれぞれ準備中である。
ISOFARコリアも、来月5~8日忠北有機農業研究センターにて、有機農業産業の国際シンポジウムを開く計画である。
 
「槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェア」の期間に開催される学術イベントの白眉は、国際有機農業運動連盟 (IFOAM) が来月9日から11日にかけてチュンウォン大学にて開かれる「有機農業3.0 国際シンポジウム」である。
1972年11月設立された国連の協力機構である IFOAM は、世界有機農業認証の基準と規範を制定・管理している。125カ国に850以上ある政府・学界・業界のメンバーである。
IFOAM はこのシンポジウムにおいて、有機農業の進むべき方向として「有機農業槐山宣言」を発表する計画である。この槐山宣言は、各国に伝わることで、新しい有機農業の基準になることであろう。また忠北も側面からの支援を惜しまない。
 
それ以外にも有機農業活性化計画シンポジウム (9 月22日)、韓国農作物学会秋季学術発表会 (9 月23日から24 日)、多文化時代有機産業および地域社会の共生計画構築シンポジウム (9 月30日)、オーガニックテキスタイルシンポジウム (10 月1日) などがある。
18日に開幕した、槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェアは、来月11日まで毎日午前9時から午後6時まで開催されている。

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槐山世界オーガニック産業EXPO+産業フェアの公式乾杯酒はオーガニック!

清酒のジョウン酒、世宗 (株)が生産するライスワイン「世宗オーガニック (Organic)」 は、槐山世界オーガニック産業博覧会の公式乾杯酒に選ばれた。

ジョウン酒は、世宗と槐山チュンウォン大学地域産業育成事業団が共同開発した酒であり、製造には槐山で生産されたオーガニックの新米が使われた。

この酒は昨年、光州で開かれた地方希望の博覧会の場で、産業資源部長官賞を獲得した。

槐山オーガニック博覧会組織委員会は、18日の開会式の場でこの酒を公式乾杯の酒として使用した。

キョン・ギホ、ジョウン酒の世宗の代表は、国内外の来場者たちに「世宗オーガニック 」を披露することは光栄であり、伝統酒のグローバル化のために努力したいと述べた。

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リンク先すべて韓国語です。Google翻訳をお勧めします           サマリー翻訳:篠原 一夫