イノベーションとレスポンシビリティ(革新と責任):オーガニック業界にインパクトを与えた今年のテーマ国、ドイツ

 
BIOFACH 2017

2017年2月15日から18日まで、オーガニック食品の世界最大の見本市BIOFACHとナチュラルパーソナルケアの国際見本市VIVANESSがドイツ・ニュルンベルクで同時開催された。出展者は88カ国から2,785社(VIVANESSの259社含む)、来場者は134カ国から50,000人を突破し、記録を更新した。

今年のテーマ国であったドイツのオーガニック市場も好調に推移している。2016年のドイツの家庭では、前年より有機食品と飲料の消費額が約9.9%増加。ドイツオーガニック食品業界連盟(BÖLW)によると、売上高は94億8000万ユーロという(およそ1兆1140億円)。

ナチュラル化粧品を購入する顧客も増えていて、ドイツのナチュラル化粧品市場は、konzepte、GfK、IRI、IMShealth、BioVistaの共同調査によると、化粧品市場の8.5%を占め、11.5億ユーロ(およそ1380億円)で、ヨーロッパ最大規模となっている。(1ユーロ120円で換算)

今年のBIOFACHには日本から次の8社が出展した:
アイシン商事株式会社、光食品株式会社、ひかり味噌株式会社、株式会社ミトク、株式会社エムケイエンタプライズ、株式会社むそう商事、株式会社ヤマキ、センナリ株式会社

BIOFACHとVIVANESS 2018は2月14日から2月17日まで、ドイツ・ニュルンベルクのエキシビジョンセンターで開催される。

BIOFACH 2018: https://www.biofach.de/en
VIVANESS 2018: https://www.vivaness.de/en

ニュルンベルクメッセのBIOFACH 2017終了リリースより