現在、世界の食料の8割が小規模・家族農業によって生産されているが、急速な市場のグローバル化の進展で、小規模・家族農業は危機的状況に置かれている。

しかし、小規模・家族農業が、持続可能な農業の実現には、実は最も効率的だという評価がなされるようになり、国連食糧農業機関(FAO)は、「家族農業以外に持続可能な食料生産のパラダイムに近い存在はない」との認識の下、家族農業を中心とした計画の実行に取り組んでいる。

2017年12月には、国連総会で「家族農業の10年 2019-2028」が採択。その日本でのサポーター組織「小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン」(SFFNJ)を立ち上げた、愛知学院大学経済学部准教授関根佳恵氏を迎え、農のあり方を考えるシンポジウムが開催される。

《開催概要》
●日時 2018年3月11日(日) 14:00~16:00 (13:30開場)
●会場 國學院大學渋谷キャンパス 2号館 2102教室
  渋谷区東4-10-28  アクセス

● プログラム
【第1部 講演】
国連「家族農業の10年」と農政パラダイムの転換
~小規模・家族農業の可能性~
講師:関根佳恵氏  愛知学院大学経済学部准教授

【第2部 質疑応答・議論】
コーディネータ: 久保田 裕子 氏  國學院大學 経済学部 教授
※終了後、交流会を予定。詳しくは会場で。

●主催 NPO法人日本有機農業研究会、NPO法人農都会議 
●協力 渋谷・環境と文化の会、食と農と健康、富士山クラブ、桜山きづきの森、インキュベーションサーカス、日本豊受自然農ほか
●対象 食・農・環境に関心を持つ市民、農家、学生、NPO、団体、企業、行政、研究者、メディア等
●定員 80名(申し込み先着順)
●参加費1,000円(学生 半額)

●参加申込 
「小規模・家族農業」シンポジウム申込み送付先:cbnkw471@ybb.ne.jp  
・氏名、会社名、所属・肩書きを添えてE-mailにて申し込むか、こちらからも申し込みできます。

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■ お問い合わせ 
NPO法人農都会議食・農・環境G
E-mail:t_sono@d1.dion.ne.jp(担当:園田 090-3474-9656)