2020年のオリンピック・パラリンピックを前に、農林水産省は世界に先がけて飲食店用のオーガニック認証、通称「オーガニックレストランJAS」(正式名称:有機料理を提供する飲食店等の管理方法)を2018年12月28日に制定。2019年1月27日に施行されました。

◆有機料理を提供する飲食店等の管理方法条文はこちら

有機料理提供JAS規格第1号認証はクレヨンハウスレストラン「広場」が取得

レストラン歴42年、オーガニックレストラン歴26年で、すでにJONA(有機認証機関)によるオーガニックレストラン認証を取得していた株式会社クレヨンハウス(東京都港区北青山)は、この度のJAS規格施行にともない、JONA認証に追加して、本規格の規格管理主体である有限会社リーファース(有機認証機関)より、2019年3月28日に「オーガニックレストランJASの第1号」認証を取得しました。 (http://www.leafearth.jp/news/190329/

オーガニックレストランJAS第1号店のノウハウを伝授するオーガニックフーズ普及協会

これらの動きに前後して、クレヨンハウスは、2018年9月、オーガニックに特化した食品卸会社「株式会社オーガニックフーズ普及協会」を設立。長年、有機食材を独自に調達し、オーガニックレストランを運営してきたノウハウを生かし、レストランや保育園・幼稚園の給食事業者向けに有機野菜やオーガニック食材を提供するサービスを開始しました。

オーガニックフーズ普及協会は、業務用規格のオーガニック食材を開発、販売、さらにオーガニックレストラン認証取得をサポートし、オーガニックメニューの開発・相談等、オーガニックレストランを知り尽くしたサービスを提供することで、飲食店にオーガニック食材を普及させ、「オーガニックのすそ野」を広げたいと考えています。

多品種・少量ロットでもワンストップで食材が揃う

毎年のように更新されるインバウンド(訪日外国人)の増加や、食の不安からオーガニックレストランを始め、親和性のあるテーマであるビーガンや、ベジタリアンレトランの必要性が高まっています。しかし規模の大小にかかわらず、食材の入手はむずかしく、その苦労はレストラン経営のなかでクレヨンハウスが痛感してきたことでした。

そこで、「とにかく、オーガニックレストランを始めてみよう」という事業者の「オーガニックレストラン」設立のニーズに応えるべく、オーガニックレストラン認証の取得のお手伝いから、多品種・少量ロットでもワンストップで食材が揃うサービスを提供します。

ファベックス・オーガニックフードEXPOのセミナーで学ぶ仕入れと店づくりの実践

オーガニックフーズ普及協会は、4月17日(水)-19日(金)に東京ビッグサイトで開催される日本最大規模の外食・中食の専門展示会「ファベックス」「プレミアムフードショー2019」内で展開する「第2回オーガニックフードEXPO」にブースを構え、食材から厨房で使用する資材まで、広範な取扱商品をご紹介。事業者のご相談に具体的に対応します。

また、会場では18日(木)の13:30-14:15にリーファースによる「オーガニックレストランJAS認証取得実践セミナー①基礎知識」と14:15-15:00にオーガニックフーズ普及協会 企画営業部長 山崎友男氏による「オーガニックレストランJAS認証取得実践セミナー②仕入と店づくり」が催行されます。

ぜひ、ブースで有機食材や資材を手に取って確認し、実践セミナーで有機料理提供JAS規格について情報収集してください。

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【参考】

オーガニックレストランは拡大!

独立行政法人中小企業基盤整備機構の「業種別開業ガイド」に掲載されている、WizBiz社が2017年1月に行ったアンケート調査によるとオーガニックレストランを利用したことがありますかとの質問に、あると答えた人は6.6%、約40万人。年に13回程度利用し、1回の利用には3200円ほどということから、現状の市場規模推定は3400億円と割り出されています。

今後、オーガニックレストランを利用したいと答えた人は20%近く(約2,500万人)いることから、近い将来の市場規模は1兆円に達すると予測されています。

 

お問い合わせ:
株式会社オーガニックフーズ普及協会
代表取締役 落合恵子
〈本社〉
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-3-21 ZUKKIビル2F
Tel: 03-3406-6327  メール:t.yamazaki@offkyokai.co.jp
〈大阪センター〉
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大阪府吹田市垂水町3-34-24
Tel:06-6338-3006
公式サイト:http://www.offkyokai.co.jp/