本年、7月29日(土)・30日(日)に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催する第2回オーガニックライフスタイルEXPOの出展者募集活動も、いよいよ終盤にさしかかったが、主催者企画の各種テーマゾーンの出展要綱が決まり、募集が大々的にはじまっている。テーマゾーンでは限定30ではあるが、出展しやすいミニ小間ブースの提案があるので、その中から、注目のものをご紹介しよう。
協賛企業の応援で手ごろな出展料が実現できた新規就農者応援ゾーン
昨年、屋外で催行されたファーマーズマーケット(マルシェ)は、今年は雨や炎天下を考慮し、ホール内で展開されることになった。ここに設置される有機農業の次代を担う新規就農者のテーマゾーンのために、日本の農業を応援しようという企業や団体の出資により、昨年のほぼ半額の35,000円(税別)という、就農者の負担を軽減した出展料が実現した。就農10年未満、あるいは期間に関わらず中山間地で、2町歩未満で有機農業をしている方なら誰でも「新規就農者応援ゾーン」へ出展することができ、会場で販売したり、野菜会員を募集したりすることができる。年齢制限はなく、第2の人生で有機農業に取り組んでいる方も歓迎するという。ネットワークづくりの場としても有益だ。
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注目を集めた第1回オーガニックライフスタイルEXPOの「アニマルウェルフェアゾーン」
「アニマルウェルフェア」とは、動物の生理に合った、できるだけストレスを与えない飼い方をする畜産方法。まだ聞きなれない言葉ではあるが、たとえば、「平飼いの卵」といえば、ちょっと身近に感じられるのではないだろうか。2020年の東京オリンピックを控え、日本でもこの畜産法への関心が高まり、昨年5月にはAWFC(アニマル・ウェルフェア・フード・コミュニティ)ジャパンが発足。さらに今年4月には、北海道のアニマルウェルフェア畜産を志す生産者を中心メンバーに「北海道オーガニックビーフ振興協議会(通称HOBAホバ)」が設立される。この業界の動きを一般消費者にも広く知ってもらうために「アニマルウェルフェアゾーン」が設置される。
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ベランダやレンタル農園で有機農業にトライしてもらうための「Kitchengarden/家庭菜園ゾーン」
このテーマゾーンも、昨年のテーマ「Seed Exchange/種の交換会」の好評を受けて派生拡大したもの。在来種・固定種に対してこんなにも関心がある人、勉強してみようという意欲がある人が多いのかと驚かされた。そこで、「種の交換会」の面白さを維持しながら、誰にでも身近にそして気軽に有機農業に取り組んでもらうために「Kitchengarden/家庭菜園ゾーン」を設置する。ここは、農業資材からファッションまで、広範な関連業者が多種多様で最先端の、あるいは斬新な商品を、野菜やハーブ、花を育てるのに関心を持つ消費者に紹介する恰好の舞台となる。
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一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン 事務局
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