人と地球環境に優しくて、中南米のこころを伝えるものづくりをする「JOËL」

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JOËLはおもに、中南米のフェアトレード団体や個人のデザイナーと共同で、色鮮やかなプロダクトを企画・生産しています。コンセプトは、”A World For Inclusion”。各国の文化や人々の魅力を尊重し、分かち合いながら共に成長していきたいという想いが込められているそう。

 

JOËLには、カラフルで素敵なアクセサリーがたくさんありますが、これからの季節にピッタリのスーパーファインアルパカマフラーも揃っていました。広大なアンデス山岳地帯に生息するアルパカの毛を原料とする、高品質なスーパーファインアルパカを100%使用したものです。

 

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Azul スーパーファインアルパカ100%マフラー:12,800円(税別)

厳しい寒さから身を守るために、保湿性と保温性に優れた細い毛で身体を覆っているアルパカ。そのアルパカの毛は、軽くてふんわりとした肌触りが特徴です。肌が敏感でチクチクするのが苦手な人でも大丈夫。きれいな色は、国際的な第三者機関である「染料・有機顔料製造者生態学毒性学協会(ETAD)」の認証を得た染料が使用されているので、地球環境や肌にもやさしくて安心です。

 

マフラーをつくっているのは、ボリビアの女性たち。アルパカの毛を編める状態にして、1枚のマフラーに仕上げるまでに4人の職人さんや編み手さんが協力して作業しているとか。編み手の女性たちは家計を支え、子供たちの教育の機会を確保できるようになっているそう。商品タグには、ボリビアでマフラーをつくっている女性たちの写真が載っています。

 

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編み手のTeofilaさん

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マフラーに付けられているタグ

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 アルパカの生息地、ボリビアの美しい自然

 

JOËLが考える持続可能な道。それは、人びとの可能性を信じ合い、共につながり合うことだそう。海外にかかわらず日本国内でも、可能な限り社会参加が難しい方へ、仕事を依頼しています。

 

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シンプルな服のコーディネートのポイントになる鮮やかな色

 

国内外にこだわらずに仕事を通じて喜びを分かち合えるよう、お手伝いをしていきたいというJOËL。アルパカのマフラーができるまでの工程が、ボリビアから遠い日本へつながっているのだと思うと、心も温かく嬉しくなってきますよね。

 

JOËL http://www.joel-world.jp/

 

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執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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