オーガニクフードEXPO 2023 ― 注目の新商品ご紹介

4月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催された《ファベックス》の中の『プレミアムフードショー』内で展開したオーガニックフードEXPO。

今年は天気にも恵まれ、ファベックス全体の来場者は下記の通りとなりました:

  1日目 4月12日(水) 16,986名 (昨年比136%)
  2日目 4月13日(水) 18,174名 (昨年比142%)
  3日目 4月14日(水) 17,855名 (昨年比143%)
   合計          53,015名

出展品の中から面白そうな商品をいくつかご紹介しましょう。

小麦粉から米粉へ??

新型コロナウィルスの蔓延、世界的な高温による小麦の不作、ウクライナ情勢、物流コストなどの問題から小麦の輸入が困難になり、日本には余るほどある米が着目されたのでしょうか、今年は米粉やおかゆなど、お米の加工食品の出展が増えているように感じました。

お米未来展ゾーンのノコノコ(ソラニワ)の商品

同ブースの前には米粉パビリオンがあり、近くのみたけ食品工業株式会社のブースでもパンやパンケーキ、てんぷらやからあげ粉用など、さまざまな用途に加工した米粉が紹介されていました。米粉を使うとグルテンフリーなのでアレルギー症状の人にとっては体質改善にもなるそう。

ユネスコ無形文化遺産和食」のUMAMIのもとコンブで有機JAS獲得

今から100年以上前 、旧東京帝国大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士によって発見された「うま味」。甘味、塩味、酸味、苦味といった4つの基本味だけでは説明できないもう一つの味として提唱された第5の味「うま味」は国際語『UMAMI』となりました。

北海道・函館の株式会社丸善納屋商店は、コンブとワカメで有機JAS認証を取得。利尻コンブでも近く認証を獲得することになるとのことでした。

丸善納屋商店の有機JAS認証のコンブとワカメ


オーガニックハーブberbaria(バーバリア)

以前、ドイツ・ニュルンベルクの世界最大のオーガニックの見本市BIOFACHで見つけ、現地のオーガニック店で購入したハーブのブランド『berbaria』の商品が日本で入手できることになりそうです。


これらの商品はスパイスがブレンドされていますので使い勝手が良さそう。ドイツ・バーバーリアで一番人気というポテトディライト(上左)を使って、一味違ったポテトを味わってみたいと思います。

 

なお、次回のファベックスならびにオーガニックフードEXPOは2024年4月10日(水)~12日(金)、東京ビッグサイトで開催されます。

 

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