とりわけ注目されたのは2日目の夜の出展社イベントブルーナイトのデモンストレーション。
ここで腕を振るったのは、ドイツのテレビの料理番組で活躍中の有名シェフであり、フードスタイリストであり、数多くの料理本の著者でもあるシュテファン・ヴィールツ氏です。
ヴィールツ氏が提案した日本ならではの食材を使ったメニューは次のようなものがありました:
- オーガニックヌードルの抹茶汁煮込み(トッピングにワサビでアクセントをつけたホタテ)
- 日本独自の食材としては、抹茶、ガリ(寿司用しょうが漬け)、ワサビ、米酢
- ミートボールのライスヌードルサラダ
日本独自の食材としては、梅干し、しょうゆ、味噌、米酢両シェフのメニューは、高級な和食レストランで出される料理でなく、普通の主婦あるいは料理に関心のある男性が、ドイツにある食材に出展者の製品を加えて使い、自分で家庭で作れるもをという観点から提案されたとのことでした。
また、出展社のためにもショーキッチンでのデモンストレーションプログラムが4日間、用意されていました。
ショーキッチンでフランス人シェフと交互に、出展者が英語で自社製品の食材としての特長、使い方や作り方を説明しながら料理に仕上げて、試飲試食に供しました。
ヨーロッパでは、醤油はSoy sourceあるいはTamariという名称で、あちこちで見かけますが、その他はまだそれほど浸透していないように感じました。そのような出展者の製品を、実際に料理を作りながら紹介できたことは非常に良かったと思います。
試食して下さった何人かに聞きましたが、初めてという方や、和食について興味があったので食べてみたかった、というような方が足を止めてくれていました。
出展各社が紹介したものは下記のような内容でした。
- ひかり味噌(株):みそラーメン
- (株)むそう商事:こうじの特徴の説明と塩こうじ、醤油こうじを使った食べ方
- (株)ミトク:ダイエット食として今ヨーロッパでブームといわれるシラタキを使ったさ料理
- 伸萌ふゆみずたんぼ生産組合:一の蔵酒造のお酒とごはん
- (株)ヤムヤム:オーガニック玄米ヌードル
フロアには、これらのデモンストレーションキッチンに入場者を誘導するための足型が!!