2015年2月10日から12日まで、東京ビッグサイトで、スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信するプロ向け商談展示会スーパーマーケット・トレードショー(SMTS)が開催されました。今年は、個々のブースのあちこちでオーガニック食品が紹介されていて、品数が非常に増えた印象でした。中からいくつかご紹介しましょう。
小さなメーカーならではのこだわりのオーガニック食品を紹介する五味商店
東5ホール右奥に商品問屋、五味商店(千葉県我孫子市)の「こだわり商品コーナー」がありました。単独では参加できない中小・零細メーカーの原材料や製造法に込めた「こだわり」を知ってもらうためにスーパーマーケット・トレードショーには平成12年からコーナー出展しているそうです。
今年は初めてオーガニック食品の展示コーナーが設置されました。5台の大型展示棚全体を使ってディスプレイされ、全部でおよそ200点ほどあります。
▲大型の展示棚にズラリと並ぶオーガニック製品。こちらは日本茶やハーブティ、果汁などの各種ドリンク類など。
▲砂糖・醤油・味噌・ドレッシングなどの調味料から米菓なども含めたコメ加工品やそば、豆腐などの大豆加工品など、このようにまとめて紹介されると壮観ですね。
▲オーガニックのショートニングや有機穀物で作ったドライイースト(左下)もありましたよ。小麦粉もありますのでオーガニックパンが作れますね!
農水省の有機農産物価値理解促進事業ブースの有機JAS認定製品
有機農産物マッチングフェアを行っている農水省の有機農産物価値理解促進事業ブースでも、株式会社純正食品マルシマ、株式会社金沢大地、株式会社大阪愛農食品センターが出展していました。展示してあるのはすべて有機JAS認定製品です。有機農産物価値理解促進事業担当者の山田雅巳さんにお話をうかがったところ、今回のブースでは、オーガニックギフトを提案することを申し合わせているとのこと。自分で有機JAS製品をいくつも買うのは大変だけど、セットでもらったら嬉しいですよね!
有機食品専門のBIOCA(ビオカ)
「有機食品専門」というスローガンで出店していたのがBIOCA(ビオカ:長野県)です。旧社名を株式会社ジェーシープランニングと称し、1996年に設立。他社に先駆けて「有機・オーガニック食品」の専門企業として2001年には有機JAS認定輸入業者の資格を取得し、2010年に株式会社ビオカ(Bioca Co.,Ltd.)に社名変更されました。
▲食卓に並ぶ全ての食品を「有機(オーガニック)食品」で取り揃えることができることを目指していますと、社長の宮越 盛也氏。現在、調味料・レモン果汁、各種食用油、ドレッシング各種、パスタ類、砂糖など20種を超える有機食品を取り扱っているそうです。
五味商店
農水省有機農産物価値理解促進事業 有機農産物マッチングフェア
株式会社純正食品マルシマ
株式会社金沢大地
株式会社大阪愛農食品センター
株式会社ビオカ(Bioca Co.,Ltd..)
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