enjoy organic ! vol.2 広島産・無農薬甘夏でマーマレード作り

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無農薬・枝成り完熟甘夏でマーマレード作り!

昨年、ご近所の方からいただいた広島産の無農薬の甘夏で初めてマーマレード作りに挑戦したところ、家族にも大好評!そこで、今年は、生産者の方をご紹介いただき、マーマレード作りのためにお取り寄せ。枝に残った甘夏を残らず収穫してもらいました。

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ゴツゴツとした見た目でナチュラル感たっぷり!

※甘夏の果肉と皮と種の効果について豆知識
果肉には…、
ビタミンCをはじめクエン酸とビタミンB1が含まれ、疲労回復の効果が高い

皮には…、
ビタミンEが多く含まれ、細胞膜の脂肪酸の酸化を防ぎ、老化防止に効果があります。このビタミンEはビタミンCが加わるとさらに働きが強くなりますが、皮にはビタミンCもたっぷり含まれています(もちろん果肉にはたっぷり!)。また、血管を丈夫にする働きがあるビタミンPも含まれています。

種には…、
食物繊維のペクチンが多く含まれ、血液中のコレステロール値を下げ動脈硬化を防ぐ効果があるといわれてます。だから種も必ず使います!

皮はもちろん果肉&種も全部マーマレードに!

送られて来た広島産・無農薬の枝なり完熟甘夏は約4.5kg。甘夏重量の約6割弱の有機砂糖2.5kgで、さっそくマーマレード作りスタートです!

<1日目>
1)まずは甘夏をきれいに洗います。
2)皮を剥きます。果実はいったん冷蔵庫へ。

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十字に切り込みを入れると楽に剥けますよ。下にあるのは甘夏のへた。これは捨てます。

 
3)鍋に皮とかぶる程度の水をいれ、強火にかけ、沸騰寸前で止めザルにあけて冷まします。
4)冷めたら2mmぐらいにスライス。厚さはお好みで。

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5)刻んだ皮はたっぷりの水に一晩ひたします。これで皮の苦みをとる事になります。

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苦味のある大人っぽい味が好みの私は一晩。
もしまだ苦味を強く感じるようだったらあと半日ぐらい延長してくださいね。

 
<2日目>
6)甘夏の果実を一房ごとに分けて刻みます。もちろん種も一緒に!

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7)いよいよ火を入れます。まず、甘夏の果実を煮詰めます。最初は中火で。まだ砂糖は入れません。すぐに水分が出てきて徐々に形がくずれ、房の形がなくなります。

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▲混ぜながらの種拾いは意外に楽しい!

8)種が鍋の中で遊ぶようになったら火を弱火に。スプーンでていねいに混ぜながら、種を拾います。柔らかくなっているので、多少残っていても平気かもしれませんが、舌触りが気になる方はお見逃しなく!

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▲これが拾った種です。

 
9)果実や房が溶けて、ピューレ状になったら(約1時間)、一晩水にさらした皮を加えます。お砂糖は3回くらいに分けて少しずつ加えながら煮詰めます。

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▲最初はまだまだ皮が果肉のピューレの中で泳いでいる状態です。

 
10)だんだん皮が透明になって、鍋を混ぜるターナーが重くなってきたら、そろそろいい具合です。できあがりのとろみと甘さを確認するために、一度お皿に少し取り冷まします。冷めると、とろみはさらに固く、甘さはさらに甘く感じます!

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▲皮と砂糖をいれて20分位。このぐらいが出来上がりの判断かな!

 
11)できあがりをイメージできたら、アツアツのマーマレードをいよいよ瓶詰め。とにかく熱いので、厚めのふきんで瓶を包んで、詰めたら蓋をして逆さまにひっくり返して冷まします。
※瓶は、よく洗って熱湯を通して乾かしておきます。

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▲冷めると蓋は少しへこみ、常温で一年ほど保管ができます。今年は14個出来ました~♪

 
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▲今年のマーマレードの出来映えはいかに?家族の反応が楽しみ~♪

 

 

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