イスタンブル・オーガニックツアー Vol.1 Safran

70平米の面積に、オーナーとオーナーの奥様や息子さんも含め7人のスタッフで運営。スタッフはシフト制で常時3人ほどがお店に出ている。

客の相談に応じたり商品を説明しながら売ることにしているので人手はどうしても必要である。

とくに、奥のレジ近くに並べられているハーブの薬効については相談が多いのでこの知識の習得は重要である。

スタッフは、夜、閉店してから新しく入荷した食品の試食をしたり、その日の反省事項をリストアップして皆で共有するようにしている。

とくに、商品が高いという声一人一人に、オーガニックやナチュラルで生産することの意義(それが大地や人の健康にいかに重要か)を説明し、信頼感を得ようと努力している。そのためにはスタッフの教育にも力を入れている。

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オーナーのアリ氏はイスタンブル郊外の農家に生まれた。日本でも同じであろうが、トルコでも農業は、昔は皆オーガニックだった。そんな方針を踏襲した家族の影響でオーガニックの意識がずっと頭の中にあったという。

高校を出てから鉱山技師になる専門学校に入り鉱山技師として長く働いた。このときの経験が、土の構造を土の中から見、有機農業に生かすことに役立った。

現在では3つの会社を経営している:

① 種販売
小麦や豆、ひまわりなどの種を販売。ヨーロッパサイドのマケドニアに近い地域の500の農家(1人あたり10-20ヘクタール)に種を分けて生産させ、生産物を買い取り製品化。

② 卸
③ 小売

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支援しているオーガニック農家の生産物がこんな製品になる

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