品揃えを見ると、洗剤やケア用品、生理用品など、女性ならではの製品が目立つように感じた。そのわけを尋ねると、需要もあるし、自分でも必要な商品だからよ！とのこと。
オーガニックコットンを使ったナプキンとタンポン
1日の購入来客は150人ぐらいで、90％が食品を購入し、ケア用品は10％の割合という。化粧品やケア用品は、マージンは多いが売上げはあまり上がらない。食品販売で利潤が出、経営が出来ているという。
お店にいるときに4組のお客様があった。1組は若い女性で、洗剤について相談したが最終的にはチーズを2パック、カードで購入した。若いカップルは店の手前にある籠のハーブ類を手に店に入り、薬草についての質問をして、数種類を量り売りしてもらい購入した。
中年の裕福そうな女性もハーブ類を指定して量ってもらい、ロゴナの石鹸とクレイ製のケア用品も購入した。
常連客のようである。中年以上の外国人家族（イタリア人）。観光客でオーガニック製品の購入を目指して来店した様子である。パン用粉やひよこ豆、ヒマラヤの塩などを希望して相談していた。
この店のことは、イタリアの知り合いに聞いてきたという。
イタリアでは値段が高いものをここで物色したい様子であった。
最期に、店の奥まで誘われたら、一番奥の隅っこに木のおもちゃもあった。
そして、私と通訳の女性のためにと、ハーブティーを用意してくれていた。
調合されているのは、リンデン（菩提樹）、メリッサ（セイヨウヤマハッカ）、ハイビスカス、ローズヒップ、ジンジャーとシナモンだそうで、女性の体調をよくしてくれるハーブティーなのよ、とのことだった。
いい香りの、軽い酸味がありながらやさしい味のするハーブティーで、ジンジャーのおかげとシァンさんの温かい心づかいでほっこりした気分であった。
NUHUN AMBARI
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