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文献集

今求められる企業の姿と認証の役割 環境・CSRと持続可能な社会に向けて(山口 真奈美)

1. 消費活動と環境・社会問題の繋がり

私たちの生活を支える様々な製品。あなたが手にしている製品はどのようなストーリーを持っているかご存知ですか?

 
生活を振り返ってみると、朝起きてから日中仕事や勉強、家事や育児であっという間に夜になり、そして眠りにつくまで、私たちはとても多くのモノに囲まれ、支えられ過ごしていることに気がつくと思います。

 
その何気ない日常の製品からお気に入りのモノまで、すべてはどこかで誰かの手によって造られています。地球上のどんな所から原料が調達され、どこの国の誰によって造り上げられ、運ばれて店頭に並び、私たちが手にしているのか。私たちがその製品を選択し購入するまで、あるいは誰かからいただくプレゼントまでも、どれも実に多くの人々と地球環境の恩恵である資源が原料となり、完成していきます。

 
私たちは日々選択をして生きています。そして、その選択こそ世界に大きな影響を与えるものであり、どの製品を選ぶのかによって、その企業を支持していることにも繋がるわけです。

 
地球環境問題や児童労働など社会的問題は、時として私たち日本人には遠い世界に感じることもあるでしょう。しかし、現実にこの瞬間同じ時代にどこかで起こっている問題なのです。

 
そして今、オーガニックコットンの広がりと有機栽培や環境意識の高まりから、市場ではより環境負荷の低い、そしてフェアトレードなど社会的にも意義のある製品を求める消費者も増えてきました。一方安くて機能の高い製品のニーズも高く、消費者の選択が二極化しているともいえるかもしれませんが、誰もが環境を壊したいだとか、地球から生物が消えてしまうことを喜ぶ人はいないでしょう。むしろ、意識は高く、出来れば環境を壊さない生活や、人権を侵害するようなことはしたくないと思っている人の方が多いのではないでしょうか。しかし、私たちが普段生活する上で、知らないうちに環境汚染や人権侵害などの社会問題に加担している可能性があることを否定できない現状があります。

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