ネイチャーダイン株式会社(本社所在地:東京都文京区 代表取締役社長 中島 啓一)は、電気や機械を使わず、太陽の日射熱を利用し、自然のリズムに従って水を自動で循環させるSoBiC (Solar Pneumatic Bio Cycle System) による自動野菜栽培システムSoBiC(ソビック)オーガニックプランターの2018年モデルの販売を3月26日から開始しました。
SoBiCシステムは太陽の日射熱による自然の気圧変化を動力にして、天然培地に水を自然のリズムで自律循環させることで植物の生育に最適な環境を創り出す非常にユニークな仕組みです。これによって、毎日の水やりは必要なく、難しい追肥や雑草取りの手間もなく、放ったらかしでも良く育つのだそう。
近年の少子高齢化や食の安全意識の高まり、異常気象による野菜の高騰などから、家庭菜園の潜在需要は非常に大きいといわれていますが、一般では育て方がわからずに失敗してしまうケースが非常に多いようです。また、何より土運び・土作りや雑草取りなど体力的に難しい場合や、水やりといった毎日のケアをする時間もないなどから、最初から諦めてしまっている人も非常に多いのが現状です。
これに対し、SoBiCは陽の当たる場所に置き、水と専用の「野菜カプセル」をセットするだけで、自然本来の活力により、放ったらかしでも野菜が良く育つのだとか。これまで家庭菜園を試みて失敗してしまった原因や要素をほとんどなくせるため、業界でも異例の「生育保証※1」をつけて販売されるのも心強いところ。
野菜カプセルには、有機肥料を配合した天然培養土を使用しています。有機種子付属の直販モデル限定で栽培すれば、自然本来の要素を活かしているので、安全性が高いと言われる「有機野菜※3」よりも、より安心で安価な野菜を得るための新たな選択肢になります。
2018年モデルは、従来品よりも高精度の弁システムを採用。循環効率や安定性が増し、内部のポンプボトル※4が半透明になり、水位の確認がし易くなっている他、ユニットの上蓋に水の補充口をつけたことで、タンクへの水の補充がやり易くなりました。内部構造は下図です。
また、「野菜カプセル※5」の培養土には貝殻粉や木炭などを追加配合。作物へのカルシウム分の補充や培地内の微生物の活性を促す成分が添加され、成長の安定性をさらに高める工夫がほどこされています。
「野菜カプセル」に付く野菜の種のラインナップに関しては、「有機種子」を中心に、前回より数を絞り、一方ではホワイトレディ(白いとうもろこし)など、珍しい野菜が追加されています。
価格と野菜カプセルのラインナップ
価格は、2017年と同様でオーガニックプランター本体は税別価格7,389円、専用カプセル890円~1,278円で、AmazonやYahoo!ショッピングなど、ネット販売を中心に本年3月26日から販売を開始します。また、ホームセンター等でも随時取り扱いを増やして行くほか、大手農機具メーカーとのタイアップで、全国の展示会でも販売して行きます。
注釈:
※1 生育保証に関して
SoBiCオーガニックプランターと専用の野菜カプセルを適切な条件で適切に設置したにも関わらず、生育せずに枯れてしまった場合は、無償で新たな専用カプセルを提供します。
※2 有機種子について
有機種子とは、農薬・化学肥料を使用しない・採取後に種の消毒をしない・遺伝子交換を行わない種子の事です。 固定種とも言われ、一般的に流通している交配種とも異なります。
※3 有機野菜に関して
国(農水省)が定めたガイドラインの範囲で栽培できると認定された生産者が「有機◯◯」として販売しても良いのですが、たとえ有機栽培の概念に則していても、認定を受けた生産者でなければ有機野菜として売ってはいけない事になっています。よく誤解される事ですが、安全性を保証する規格ではありません。
※4 ポンプボトルに関して
SoBiCは太陽の日射熱を吸収して空気膨張を起こすエアチャンバーと繋がっている容器の事で、そこには絶えず、ある程度の量の循環する水が出たり入ったりします。
※5 野菜カプセル
SoBiCオーガニックプランターにセットする詰め替え用の培養土の入った巾着袋です。 標準としてこれにお好みの作物の種が付きます。また、オーガニックプランターにセットしなくても、そのまま鉢植えとして利用する事も出来ます。
なお、《オーガニックプランター》と《SoBiC》は、ネイチャーダインの登録録商標です。
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