PLUG INのエシカル/フェアトレードと環境に配慮した地場産業支援のコーナーにはGREEN Lifestyle DesignとLOHAS WORLDのグループがありました。
今回はGREEN Lifestyle Designゾーンのチームグリーンズで展示されていたカマルフリーダのプルタブバッグをご紹介します。
こんなに素敵なバッグたちですが、使い捨てられたプルタブでできているんですよ。
「アップサイクル」は今回のPLUG INでもよく耳にした言葉ですが、使われなくなった材料を「リサイクル」するのではなく、付加価値を付けてより良い物へと製品化することを意味します。
プルタブバッグこそまさに「アップサイクル」製品といえます。
プルタブバッグは、フィリピン・マニラのスモーキーマウンテンと呼ばれるごみの山と、毎年何回となく洪水を起こす不衛生などぶ川に面して建てられた小学校の、3階にある集荷用コンテナを使った工場で、作られています。
作り手は小学校に通う子供の母親たちです。空き缶にくっついたプルタブを収集し、きれいに磨き上げて形を整え、一つ一つ編みこんでいくのです。
バッグを作り販売することで子供たちは教育を受けることもでき、栄養のある食事もとることが出来ます。
もちろん、最初からうまくいったわけではありません。手作業であることから品質にばらつきもありましたし、日本で受け入れられるデザインにする必要もありました。
それでも日本で販売したいというフィリピンのお母さんたちの熱意にこたえて、東京・六本木でハンドバックショップを経営する青木千代子さんの協力を得て、日本で受け入れられるような現在の形にこぎつけたのだそうです。
フィリピンでプルタブバッグを見つけ、世界的な商品にするまで作り手たちをサポートしてきたのはNPO法人カマルフリーダです。
カマルとはペルシャ語で完璧な美、フリーダは古代ゲール語で平和を意味します。美しい平和を求めてこの名前を組織の名称にし、トレードフェア商品の開発・輸入、コミュニティ開発プロジェクトを通じてアジアのスラムに住む子供たちや女性たちを支援し、貧困からの脱却を目指す経済的自立プログラムを実施しています。
NPO法人カマルフリーダ
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