【OLE2020】EXPOと同時開催された「第1回SDGsライフスタイルフォーラム」レポート

今回の5回オーガニックライフスタイルEXPO」には、「第1回オーガニックライフスタイルフォーラムが」が同時開催されていました。今までもセミナーは開催されていましたが、独立させることにより、さらに深くSDGsを学べる機会になっています。

 SDGs の「2030年までに持続可能でより良い世界を目指す」という共通認識は定着しています。「17の目標と169のターゲットがすべての国、すべての人々、及びすべての部分で満たされるよう、誰一人取り残さない」ということを目指して、世界が動いています。すべての講演は、YouTube配信され、SDGsの最前線が学べる貴重なフォーラムとなっていました。

 

各分野のスペシャリストが登壇するセミナー

アニマルウェルフェアから、エネルギー、農業の未来、暮らしなど、産官学民が連携しスペシャルな登壇者が登場。筆者が参加したのは、とくに興味があった初日の「持続可能な農業」のセミナーです。

 午前のセミナーでは、気候変動対策として、農業を環境保全型(オーガニック)に変えていく重要性と、海外(EU)の事例を交えて報告されました。「アグロエコロジー」や「欧州グリーンディール」、「農場から食卓(Farm to Fork)」戦略などのキーワードが心に残ります。

午後から、「ローカルSDGsと持続可能な農業―『地域循環共圏』の創造―」に参加。午前の農林水産省に対して、環境省の視点から持続可能な農業が討論されました。2050年のゴールに向けて脱炭素化の方向性に期待が高まります。

小山市長でラムサール・ネットワーク日本 理事の浅野正富(あさの まさとみ)さんから「小山市では市役所や病院の食事もオーガニックにしている」というお話も聞かれました。IFOAM Organics ASIA 副理事長の三好智子(みよし ともこ)さんから、「地域循環共生圏」の概念を、アメーバのように変化するグニャグニャ組織が強いのでは、という発言も。

農業の問題が、直接エネルギー問題にもつながっていることがわかりました。出来事は必ず、どこかでつながっています。部分ではなく全体を観る、東洋的な視点も取り入れていく必要がありそうです。最後に、大学生の女性からの質疑応答に応え、環境省 事務次官の中井徳太郎(なかい とくたろう)さんは「日本発のSDGs、里山イニシアチブ、アジア・イニシアチブを発信いていく」との言葉がありました。

3日間、すべてのセミナーに参加したくなる内容です。来年の9月には「第2SDGsライフスタイルフォーラム2021」の開催が決まっています。これからのコロナウイルスとも共生する社会、SDGsの世界を垣間見たように感じました。

 

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オーガニックライフスタイルON LINE EXPO

展示会場へご来場できないお客さま向けに、オンライン展示会システムとして20201015()2021414()6ヶ月間新たなビジネス商談の場として開催されています。

 ■主な出展者一部公開
株式会社Organic Style JAPAN/ビオプロジェクト/株式会社折玉/有限会社へちま産業/たねのしずく研究所/日仏貿易株式会社/株式会社セレンディピティ・トレーディング/ 株式会社維里/セラフィック株式会社/デンマーク大使館/イーオクト株式会社/株式会社オノウエ/キアラピュアフーズ/株式会社ストレイン

 20201102現在、まだまだ出展者受付中!
詳しくはこちら https://ofj.or.jp/online.html

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奥田 景子

執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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