「&リブラン 壁ぬり隊」で珪藻土の良さと楽しさを体験! 

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以前ご紹介したランチカフェ“&リブラン”のボランティア活動「壁塗り隊」をご紹介します。
“&リブラン”が運営する「エコミックスクラブ」では「壁ぬり隊」というボランティア活動を募り、珪藻土の壁を通しての空間作り提案を展開しています。今回は、お店のリフォームにあたり隊員を募ったところ、15名の定員に30名以上の希望があり、二回に分けて壁ぬりの体験をしてもらうことにしたそうです。
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▲&リブランが使っている珪藻土。
珪藻土は調湿機能によって過乾燥を防ぎ、さらに断熱・保温性に優れ省エネルギー効果が得られることで知られてます。
壁ぬり隊では、北海道の稚内産の珪藻土が80%、その他色調を調整する火山灰・壁の強度を出す為のセルロースファイバー・固める材料として食用でんぷんがふくまれている「MPパウダー」を使っています。
それでは、さっそく珪藻土の壁塗りレポートです。
下準備
①下地作り
珪藻土を均一に塗り上げ綺麗な仕上げにする為に既に下地の“パテ”でへこみや穴を塗ってありました。
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▲所々に白く塗られているのが下地です

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▲下地用に使用する“パテ”

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▲用途別にいろいろな形の鏝が用意されています
②珪藻土のミキシング
珪藻土は、その日の天気・湿度・塗る箇所により粘度が変わるそうです。
当日は壁ぬりが初めての参加者がほとんどだったので固めにミックスします。

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▲珪藻土をミキシング

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▲ちょっと固めの珪藻土
いよいよ壁ぬり本番!
①まずは作業手順の説明
今日は比較的若い方中心に、小さな子供連れのご夫婦や中年ご夫婦が集まりました。まず、“&リブラン”の三ツ口店長から珪藻土の特徴・品質などの紹介と本日の作業の手順の説明を受けます。

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▲説明をする店長の三ツ口さん
②そして、本番前に壁ぬりのお試しレッスン

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▲職人の石川さんの指導のもとにレッスンスタート
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▲鏝板にのせて
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▲鏝は少し斜めして珪藻土をすくいあげる。初心者には鏝板から鏝にすくいあげて壁に持って行く事が難しい!手元でコツコツ練習します。
③いよいよ壁塗り本番です

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▲土を床に落としながらも、真剣にそして楽しく作業を進めます。

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▲職人さんに助けてもらいながら壁を塗ります。
④ 最後は参加者皆さんの手形を壁に!!!
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▲大人も子供も記念に手形押し。珪藻土の壁は乾燥に3日間掛けます。

その昔、日本には、「結(ゆい)」という地域コミュニティ内の仕組みがあったのだそうです。田植えや屋根葺きなど大量の労働力を必要とする作業をみんなで行う相互扶助活動で、単に労働力を出し合うだけでなく、地域の絆や住まいに対する愛着が深まるという大きな意味を持っていました。

「壁ぬり隊」はこの「結」の思想から生まれました。左官職人さんの指導のもと、自宅の壁ぬりを依頼した家族はもちろん、その友人、応募したボランティア隊員、さらにはリブラン社員が珪藻土を塗ります。もちろん、“&リブラン”の開店の時もその「壁ぬり隊」で珪藻土壁を仕上げたそうです。「想い」と「絆」を感じるステキな活動ですね。珪藻土の壁に興味がある方は、要チェックです。きっと勉強になりますよ!
&リブラン
住所:〒352-0001 埼玉県新座市東北2−29−30−101TEL:048-423-8619
定休日:日曜日・月曜日
http://www.livlan.com/andlivlan/
Facebookページ https://www.facebook.com/ecomixclub

 

 

 

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