春にピッタリ。美しいインド絣とオーガニックインディゴの服 ★3月4日(土)からは幸せを呼ぶ風習を表現したインスタレーションも

 

横浜元町にあるインド直輸入の高級パシュミナショールとストール専門店「PaSHMiNa(パシュミナ)」では、3月4日から、新ブランド「HINODE●BOUEKI by UPASANA」の春の商品が揃いました。春の新作は、インド絣とオーガニックインディゴのシリーズです。

 

絣といえば日本の伝統工芸のように感じますが、実はインドが発祥の地だそう。今でも、世界各地に絣を織る伝統技術が受け継がれています。南インドのアーンドラ・プラデーシュ州テランガナ地方には、絣の生地だけを作る“絣の村”があります。

オーロヴィの藍染と藍瓶

絣の村、ポチャンパリ村では、職人たちの手仕事を保障し、持続可能にするための絣生産工場「手織り機苑」が新設され、安心して働ける環境が整えられました。16もの工程がある絣の製作は、すべてを手仕事で行われています。

 


JACKET IKAT(絣)/オーガニックコットン100%:価格:42,984円(税込)
ONE PIECE IKAT(絣)/オーガニックコットン100%:32,184円(税込)

 

インドでは、絣はイカット(ikat)とよばれ、現在にいたるまで手織りの布として守られてきました。手織り機で作られる複雑な色模様は、今も人の手でつくりだされています。

 


ONE PIECE INDIGO/コットン100%:32,184円(税込)

 

インドの藍は、マメ科のインドアイから青色の成分(インディゴ)を抽出したもの。この春からは質にこだわり、すべての商品が、南インド製オーガニック純正インディゴを使用しています。南インドを拠点にオーガニックコットンの衣服を展開する「UPASANA」。「UPASANA」では、自然素材での染料や素材にこだわり手織りした生地を中心に、肌にも環境にもやさしい服づくりが行われています。

 


JACKET IKAT(絣)オーガニックコットン100%:19,440円(税込)
ONE PIECE IKAT(絣)/コットン100%:27,540円(税込)

 

これに合わせ「春を呼ぶインスタレーション 祈りのムッグーを描く」が、2017年3月4日(土)~3月26日(日)の期間の毎週土曜日・日曜日に実施されています。エキゾチックな雰囲気も楽しめそうで、出かけてみたくなりました!

 

■春を呼ぶインスタレーション ―祈りのムッグーを描く―
インドには、女性が家族の繁栄を祈る時、客人を歓待する時、また春や新年を祝う場面で、祭壇、玄関、戸口などの地面に、様々な祈りの文様を描く「ムッグー/コラム/ランゴリ」風習があります。米粉や石灰で各家に伝わる文様を描くことが祈りなのです。

「ムッグー/コラム/ランゴリ」

 

開催期間:2017年3月4日(土)~3月26日(日)※期間中の土曜日および日曜日
開催時間:午前11時から午後7時
開催場所:神奈川県横浜市中区元町1-37-5(PaSHMiNa店舗内)
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩1分
JR京浜東北線・根岸線「石川町駅」より徒歩7分

 

PaSHMiNaホームページ  http://www.pashminaboueki.com

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執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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