世界で一番自然に近い家がオーガニックライフスタイルEXPOに初登場!工作室グリーンの無添加住宅

無添加住宅とは、むかしの家づくりをお手本にした、体に悪いものは一切使わずに作られた家のこと。創業者の秋田憲司氏が「だれもが安心して住める家を広めたい」という理念でスタートした、シックハウス症候群の心配のない、自然と共存して生きていける家だそうです。そんな無添加住宅の正規代理店、株式会社工作室グリーン(横浜市)が、オーガニックライフスタイルEXPOに登場します。【暮ゾーン、小間番号 007】

代表者の石井 俊博氏(写真下)によると、「この見本市が単にオーガニック食品だけでなく『ライフスタイル』の全体を提案することから、当社も出展する価値があると思いました。ちょうどこの6月に、無添加住宅年間アワードで『情熱無添加住宅賞』を受賞したタイミングでもありますし、会場で皆様に『情熱』を持ってご説明できるのを楽しみにしています(上画像は受賞作品)」とのこと。

自然素材こそ無添加住宅の基本

工作室グリーンのこだわりは何と言っても建材にあります。身体によくない化学物質は一切使わず、自然で健康な家づくりを行う「無添加住宅」ですので、極限まで自然素材にこだわっているとか。

たとえば、壁材としては「しっくい」。無添加住宅では、しっくいは外壁、内壁、天井に使われます。吸湿・放湿性に優れた特性をもち、呼吸し、空気を浄化してくれるので、健康的な空間が作り出せるそう。

無添加住宅では天然石もよく使われます。それは、何億年もかけて形成された素材で、世界中で建築石材としてよく知られている天然スレート。天然石だから一切のメンテナンスが不要だとか。生産するのに二酸化炭素を排出せず、再利用ができ、残材は土の中へ戻せる、そんなエコロジーな素材なんだそうです。

ナチュラルなのだから木は多用されていそうですよね。無添加住宅では、薬剤処理をしている木材や合板は一切使わず、自然のままの無垢材を使っています。天然無垢材の床は、年間を通して一定の温度・湿度を保つため、素足で歩くと心地がいいそう。だから、ぬくもりと安らぎを人に与えることができるんですね。

天然無垢材にぴったりの塗料が、昔から、鳥居の防腐や投網の防腐などに広く利用されてきた柿渋です。無添加住宅でも、自然素材で抗菌効果を持つ柿渋を防腐・防カビとして、また、独特な光沢を出す塗料として使用しています。防水性を高めるためにはベンガラを混ぜるそう。いい色合いに仕上がりそうですね。

断熱材にはポルトガル生まれの炭化コルクが使われます。ワインの栓でおなじみのコルク材を蒸し焼きにし、圧力をかけると自らの樹脂で固まり炭化コルクとなります。多くの気泡を持っているため、軽量で、断熱性、調湿性、遮音性、防火性に優れている炭化コルクで家全体を包み込みますので、まるごと「炭の家」になるわけです。

無添加住宅では、木材の貼り合わせなどに使うのり(糊)は、すべて、天然の接着剤である米のりを手作りしていとか。昔の大工さんが、朝一番に飯を木板の上で竹べらでこねるのが仕事だったことに習っています。実際に米のりの粘着力は強力で、熱により耐久性もあがるのだそうです。

環境にも人にも優しい暖房:ペレットストーブ

今年のオーガニックライフスタイルEXPOでは、無添加住宅のご紹介以外にも目玉があります。それは、ペレットストーブです。

ペレットストーブは石油などの化学燃料は使用せず、廃材となった木材や木屑を再利用して作るペレット燃料を使用します。強制排気型で、クリーンで柔らかな暖気を送るペレットストーブは家計にも優しく、ゆらめく炎は安らぎを与えてくれるそう。薪ストーブのように燃料に場所を取らないのも魅力だとか。

ペレットストーブの仕組みやペレット燃料について、会場でしっかり説明してくれるそうです。

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