マスクをして息苦しさを感じるのは、口呼吸が原因だとか。口呼吸は、乾いた冷たい空気がそのまま肺に入ってしまいます。怠さやうつ状態、やる気が起きない、風邪をひきやすい、扁桃が腫れやすいなどの症状も報告されています(※1)。
口呼吸の慢性化は、さまざまな健康問題につながると言われているのです。口呼吸ではなく鼻呼吸を心がけ、心身の健康を保つことは大切です。
※1(参考:認定NPO法人日本病巣疾病研究会 「口呼吸について」)
そこで提案したいのが、古来インドのヨガやアーユルヴェーダの世界で健康維持のために行なわれていた鼻うがい。鼻うがいは、鼻呼吸をよりスムーズにしてくれます。
ヨガで基本の鼻呼吸の効果
ヨガを効果的に行なうには、アーサナ(ポーズ)よりも鼻呼吸が重要。自律神経や交感神経、エネルギーの流れが整い、血行も促進されるそう。
さらに、鼻呼吸は、吸い込む空気に適度な湿度・温度を与え、空気中の微細なゴミや細菌・ウイルスを鼻腔内の毛や粘膜に吸着して、器官や肺を保護します。鼻の奥は脳の底部と接しているので、車のラジエーターのように、脳の過熱を防ぐ役割も。(参考:呼吸法。鼻呼吸と口呼吸でどれだけ健康面で違うのか)
ネティポット(陶器製鼻洗浄)約240ml:1,650円(税込)
サンスクリット語で「鼻うがい」を「ジャラネティ」と言います。鼻呼吸を日常的にするために、「ジャラネティ」を習慣にしてみては。「ヒマラヤン・チャンドラ」は、ネティポットと言えば「ヒマラヤン・チャンドラ」というぐらい、北米マーケットで知名度が高く、ヨガやアーユルヴェーダを愛する人から指示されているブランドです。
「ネティソルト」で専用の洗浄液をつくり、顔を傾けて片方の鼻からお湯を入れていきます。鼻にお湯を入れるのは痛そう、と思われるかもしれませんが、生理食塩水なのでツンとした痛みは感じません!
純度99.99% ヨウ素非添加、医薬品と同等品質の塩化ナトリウム、
添加物・固化防止剤不使用 内容量 340.2g:726円(税込)
36℃くらいのお湯で生理食塩水をつくります。「ジャラネティ」の後は鼻の通りが良くなるので、爽快感があります。
マスクに慣れてしまっても「ジャラネティ」はウイルス対策にもなるもの。鼻呼吸をスムーズにする「ジャラネティ」で、心身共に健康で元気に過ごしていきましょう。
《関連キーワード》
アーユルヴェーダ, ウイルス予防, ヨガ, 鼻うがい, 鼻呼吸
執筆者:奥田 景子 ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。 |