先取り「とことんオーガニックシンポジウム2015」25日午前の部

いよいよ、開催まで1週間を切った「とことんオーガニックシンポジウム2015」。その内容を先取りして、永田町星陵会館で開催される25日午前の部を要約し、ご案内します。
 

【2014年4月25日(土) 午前の部 9:40-13:10(開場:9:30】

9:50 プログラムⅦ 有機農業の原点を考える-基調講演とリレートーク

国民が納得する農業とは
 
基調講演1:有機農業の本質-森・里・海の連環- 


NPO法人日本有機農業研究会
副理事長 魚住道郎氏 有機農業生産者
 
落葉や枯草、稲ワラやモミガラなどの作物残渣は、土壌微生物や土壌動物(ミミズ、ヤスデ、トビムシや甲虫類の幼虫など)の餌となり、やがて腐植し、土壌中に蓄積していきます。森や里山、湿地の豊かな腐植は河川を通じて下流まで運ばれ、汽水域に達したところで植物プランクトンに鉄分を供給する役割をし、汽水域の動物プランクトンを増殖させ、沿岸の魚介類や海藻の繁殖に貢献しているといわれています。
 
日本人は、この祖先から受け継いできた自然の営みであり命の基盤である森・里・海を、とりわけ戦後の工業化、都市化の果てに荒廃させ、痛めつけてしまいました。東日本大震災、福島第一原発事故から4年を経た今、魚住氏は、「腐植がつなぐ森・里・海の流域自給」「自給農緑(園)」を有機農業運動の根幹に据えるべきいう論を展開されます。
 
リレートーク
★福島原発事故と有機農業 菅野正寿氏(NPO法人福島県有機農業者ネットワーク理事長)
★世界のオーガニックとこれからの方向性 村山勝茂氏(NPO法人IFOAMジャパン理事長)
★300町歩の挑戦-有機農業・自然農業・JGAPの垣根をとる-井村辰二郎氏(株式会社金沢大地代表)
★農業と自然エネルギー-野菜と一緒に電力の産直-が実現する 大石英司氏(みんな電力株式会社代表取締役)
 
基調講演2:国民が納得する農業-レファランスレベル
荘林幹太郎氏(学習院女子大学教授、財団法人JGAP協会理事長)

 
農業は環境にプラスとマイナスの影響を与えます。プラスの影響は「農業の多面的機能」と呼ばれ、農業保護の重要な理由の一つとされています。でも、どのような「農業」であればそれが長期にわたり多面的機能をもたらすのかということについての「基準線」がありません。主要先進諸国の農政においてもっとも重要な「レファランスレベル」の概念が我が国においてはほとんど意識されていないのです。
 
そのレベルまでは規制的な手法により農家の責任で環境改善を達成し、それ以上は社会の責任として環境支払いにより農家の負担が発生しないようにする、それがレファランスレベル概念の基本です。レファレンスレベルの解説とレファレンスレベル設定のプロセス自体が農業のあり方についての国民的議論を成熟させるという仕組みを解説していただきます。
 
*2014年1月16日の日本GAP協会 第8期 臨時総会 記念講演会で荘林幹太郎教授が講演された「EUの直接支払制度・環境支払制度とクロスコンプライアンス/GAP」の動画を見ることができます。
 
午前の部の最後に、午前の部の内容全体に対する質疑応答の時間が30分用意されています。
 
シンポジウム参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。
 
20日過ぎましてもGONを見たと事務局におっしゃってください。ご対応させていただきます。
 
とことんオーガニックシンポジウム 2015 公式サイト
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