【Go Organics Japanの挑戦 ― 東京編 Vol.3】都会の観察日記-夏のベランダ菜園

毎日暑い日が続いたかと思ったら、今度は大雨。
被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

今年の夏のベランダは、厳しい暑さや大雨の中でも様々な植物と生き物が命を保っています。

これは綿花(コットンフラワー)のつぼみ。これから花が咲くところです。

昨年のクリスマスシーズンに、福岡の「ひびの」さんから素敵なリースが届き、そのリースに飾られていたものから、種をとり、春に種を蒔きました。

綿花は夏には花を咲かせ、秋に収穫できます。
今年のクリスマスリースは、自分で収穫したコットンを飾れるかなと楽しみ。

ムーングリーン+ミントデザイン室「ひびの」
https://instagram.com/hibino_midori?utm_medium=copy_link

 

そして、こちらはローゼル。
こちらも「ひびの」さんから送っていただいたもので、届いた時は30cmほどだったのが、今では80cmほどに成長して、まだグングン育っています。

少しつぼみが付き始め、10月後半から12月には収穫できるようになります。
水を好む植物なので、夏場は1日に2~3回は水やりをします。

ベランダに大きなグリーンがあると、気持ちがいいですよ。

 

そして、今年は、モンシロチョウとアゲハチョウがベランダをよく飛び回っていて、葉っぱの裏側に幼虫が。

これは葡萄の葉っぱ。ローゼルと一緒に送ってもらった葡萄の苗で、てっきりアゲハチョウの幼虫だと思っていたら、蛾の幼虫のようです。

見た目は違うけれど、蛾だって一つの命。生産者であれば、虫は駆除しないといけないでしょうけれど

モンシロチョウの幼虫は、葡萄の葉にはまったく興味を示さず、ケールとキャベツの葉っぱをモリモリ食べていました。
しかも、今年の夏で2サイクル目。1回目は葉っぱを食べつくし、サナギになってベランダから飛び立っていく姿を数回見かけました。

蝶々が成虫になって飛び立つのは、大体が早朝です。朝早く起きてみると、まだ成虫になったばかりの蝶々が羽を閉じたまま、葉っぱにとまっていて、数時間してようやく羽を広げ飛び立っていきます。

その姿は、とても美しい。


ネギにサナギを作ったモンシロチョウ

 飛び立った後、葡萄やケール、キャベツといった植物がまた新芽を出し、葉っぱがグングン育ったら、また蝶々がやってきて、気が付いたら葉っぱが幼虫にムシャムシャ食べられて。

 植物と蝶々の成長を観察しながら、慈しみの心や命ある日々に感謝の気持ちが湧いてくる。
そんな夏を過ごしています。


Go Organics Japan 代表 田中美穂
香港・タイ・日本で活動する非営利団体「GO Organics Peace International」の日本拠点。
20155月に「GO Organics Japan(ゴーオーガニクスジャパン)」としてスタートし、無農薬・無化学肥料で農業を営む農家さん達と消費者を繋ぐ活動をしています。
また、農業ボランティアや農園運営での実践、シードマイスター、オーガニックコスメアドバイザー、フードコーディネーターの学びを通じて、種や土のこと、安心して使えるオーガニックコスメ、オーガニック食材を使った料理など、日常の生活に取り入れてもらうための活動もおこなっています。

https://goorganics.jp

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