会期2日目にはIFOAM(世界有機農業運動連盟)主催のパネルディスカッション“Global Market Overview-Europe, US, Japan, China”に日本市場のスピーカーとしてGONの海外担当のクールマンが登壇!
IFOAM理事のマルクス・アルベンツ氏の司会で、スイスの有機農業研究機関(FiBL)のヘルガ・ヴィラー氏が世界の有機圃場の推移からみた有機農業の拡大に関する発表を皮切りに、北米のオーガニック市場の現状をカナダ・オーガニック取引協会(OTA)のマシュー・ホームズ氏、実際に国際的なオーガニックフルーツと野菜の取引を行っている立場からの見解をオランダのEOSTA B.V.社のフォカルト・エンゲルスマン氏、日本のオーガニック市場についてGONのクールマン、さらには中国の消費者のオーガニック製品に対する動向を調査したゲオルグ・アウグスト大学(ゲッチンゲン)農業経済・農村開発研究学部のXiling Yan氏の発表がありました。
日本のオーガニック市場については、最新の数字がなく、現状が把握しにくいので、クールマンは発表のために日本のオーガニック市場で活動している企業や協会の協力を仰ぎ、現状に即した切り口からのプレゼンテーションを行いました。
パネルディスカッション登壇効果もあってか、GONのブースには協力を申し出てくださる海外のメディアやオーガニック関連協会の訪問が相次ぎ、今回の出展は、GONの海外ネットワークの強化にはまたとない経験となりました。