ブダイ協会の活動は、次の3つを基本に展開する:
① 農家の自立をサポート
② 環境配慮の考えを浸透させる
③ オーガニックの価値を理解してもらう為の社会的な活動
具体的には、オーガニック・エコロジカルな生活を普及させる為の広報(メルマガ配信とfacebookの運営)、トレーニングセンターの運営、ファーマーズマーケットの運営、出版物(定期刊行物)の発行、ファームステイなどのエコツアーの紹介、地方のネットワークのサポート、種の交換サポートなど。
ファーマーズマーケットは2007年にイスタンブルでスタートし、現在はイスタンブルで4箇所、地方3箇所の計7箇所で週1回開催していて、このところ利用者が非常に増えている。
今回、イスタンブルの訪問期間が週末を含まなかったので、実際にマーケットを見ることができず、本当に残念だった。
農家に宿泊するファームステイには80の農場が登録していて、作物がどのように作られているのか身近に見、体験してもらい、消費者と生産者を交流させるプログラムである。最近ではヨーロッパからも参加者が増えるようになったそうだ。
トルコの有機農業は1995年ごろスタートした。国際的な認証機関の認定を積極的に取得して海外に輸出し、70%が輸出され、30%が国内で消費されている。
トルコでもオーガニック認証マークは導入されたが、トルコ政府はオーガニックのPRには熱心でなく、地方ではまだほとんど周知されていない状態であるという。
だから、今年のIFOAMの世界会議はトルコの人々、生産者だけでなく消費者や政府関係者にまでオーガニックを認識してもらう格好の機会となると、カディランさんは大いに期待している。
「会議は絶対、成功させたいわ!10月にはまたぜひイスタンブルに来てください」とおっしゃった。
IFOAMオーガニック世界会議(OWC)については次ページで簡単に説明します。
bŭgday-Association for Supporting Ecological Living
Tel: +90 532 173 3564 Email: seda@bugday.org