イスタンブル・オーガニックツアー Vol. 5 City Farm

消費者や生産者のためのオーガニック啓蒙活動にも積極的に取り組む

City Farmの店ではナチュラルの食品も扱うがオーガニックとは明確に分別している。
トルコでも消費者や生産者のオーガニックの認知が正確でないので、オーガニック食品の生産に関わる人々の啓蒙と情報のための協会ORGUDER-Organic Pruducts Producers and Industrialist Associationmも設立して普及に努めている。

慣行食品との価格差はどの程度か質問してみたところ、場所にもよるが卵やミルクは2倍という。チキンは、慣行チキンは30-40日で出荷するがオーガニックチキンは81日間飼育するので2-3倍。野菜や果物は30-40%増、豆、穀類は50-60%増、ジュース、ヨーグルトドリンクは60-70%増となっているとのこと。

最後に、近くにある非常に近代的で豪華なショッピングモール内にあるお店に案内された。

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非常に高級なお店が並んでいる一角にあり、店自体はそれほど広くはない。来客数も1日平均80人ほどだという。

ここは大量に販売するのが目的でなく、私たちが案内されたように、取引先を案内してCity Farmの商品を見せたり、消費者の意見を聞くためのアンテナショップ的な役割があるようである。City Farmブランドの商品が所狭しと並んでいた。

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ベビーフードやパーソナルケア用品、洗剤は外国製が多い。

私たちが見学していたときに常連らしき女性が来店した。その木製のショッピングカートが珍しかったので注目してしまった。

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結局、彼女はこのカートに野菜や果物、乳製品や卵2箱に洗剤などを買い込んでいた。1週間か2週間に1度はここに買いに来るそうだ。

値段的にどうですかと聞くと、確かに高くは感じるが、一度、オーガニックの良さを知ってしまうと、これはという商品はどうしてもここで買うことになるんだとのこと。

支払いはCity Farmのカードでされていた。レジを済ませた荷物は最後に、店員さんが地下駐車場まで運んで行った。ここではメールや電話でも注文を受けていて、暇を見ては店員さんが宅配する。

City Farm
http://www.cityfarm.com.tr/

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