国内・国際協力NGOチーム ピース チャレンジャー(千葉県市川市 代表理事 中山 寛子)は、世界の子供たちの未来のために、貧困などの社会問題の解決に向かって、人々との交流し、豊かな社会が構築されることを願って活動している団体です。
仏陀が悟りを開いた地として日本でも知られているインド東部、ビハール州ブッダガヤ。バングラデシュにほど近いこの地域は、インド最貧困地域のひとつで、餓死者がでることも珍しくないそう。治安の悪さなどが原因で、政府や国際機関の援助を受けることが難しい地域でもあります。
現在、チーム ピース チャレンジャーが主にサポートしているのはブッダガヤにあるスジャータ村。《学校給食プロジェクト》と《女性の自立支援プロジェクト》の2つがサポートの柱となっています。
子供たちの「勉強したい!」を応援する《学校給食プロジェクト》
スジャータ村の私立ニランジャナスクールでは、貧しくて学校に通えない近隣の子供たち500人以上に無償で教育を提供。通学する子供たちが学校で作った作品を日本で販売し、その収益によって給食費をまかなう、自立支援のプロジェクトです。
給食によって、子供たちの健康や栄養状態が改善され、勉強に集中できるようになり、就学率や出席率の向上につながっているそう。
裁縫技術を身につけて、貧困から立ち上がる《女性の自立支援プロジェクト》
教育を受けられず、読み書きができない女性や学校を卒業した女性が、職業訓練所「スジャータアシュラム」に集まり、裁縫技術を身につけて経済的に自立していけるよう支援するプロジェクトです。
裁縫技術のレベルが高いと、結婚の際に要求される高額な持参金が減額されることもあるとか。女性の自立は家庭や村の発展に大きな影響を与えるのです。
年に2~3回、日本のプロ講師を現地に派遣して、洋裁と編み物の指導をしてもらっています。製作作品は、ブランド名「peacepeers ピースピアーズ」として日本でフェアトレード販売しています。
8月の初めに、代官山でチーム ピース チャレンジャーのフェアトレード製品の販売イベントに遭遇しました。
子供たちが作ったミサンガやストラップから衣類や小物、コーヒーや紅茶まで。インド、ネパール、バングラデシュのフェアトレード製品で、どれもデザイン性が高く、優しく懐かしい雰囲気で、手仕事の良さが感じられる製品ばかりです。
チーム ピース チャレンジャーの活動は、会員によって支えられています。会員になる、寄付をすることに関心のある方や、ボランティアサポーターに関心のある方は、公式サイトのメニューバーから、また、チーム ピース チャレンジャーは、様々な方法で支援することができます。支援に関心のある方は、公式サイトメニューバーの「ご支援」でご確認ください。
チーム ピース チャレンジャー公式サイト:https://www.peace3hse.net/
■ イベントで購入することもサポートになります。9月以降には、再び代官山や市川市のイベント、港区民まつりなどに出店を予定しているとか。これからのイベントについてはイベント情報のページでチェック!
出店の場をご提供くださる申し出も歓迎しているそうです。
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