マイクロプラスチックゴミによる環境汚染に対処する。自然素材のみつろうラップ「WannaBee」

2016年に開催された世界経済フォーラム年次総会で、海洋ゴミに関する報告書が発表されました。

それによると、世界のプラスチック生産量は、1964年~2014年の50年で50倍以上に急増。毎年少なくとも800万t分のプラスチックが海に流出しています。(参考:環境省「海洋ゴミとマイクロプラスチックに関する環境省の取組」)

 今年の7月から、レジ袋が有料化されました。家庭でもプラスチック製品をなるべく使わず、ゴミを出さない選択をしていきたいもの。目にすることが増えてきたみつろうラップの新ブランド「WannaBee」が、クラウドファンディングで先行販売されています。さっそくお話を伺ってみました。

オーガニックだけでない。日本の環境問題の意識の高まりに貢献する

WannaBee」の製品を企画・販売するのは「株式会社PicTokyo(ピックトウキョウ)」。世界の大都市が新型コロナウイルスの影響でロックダウンする中、二酸化炭素の排出量は激減し、観光地の水質は向上しました。

一方で、日本の緊急事態宣言中に家庭ゴミが増加したことを知り、未来の地球や子ども達のために貢献できることがないかと立上げられたブランドが「WannaBee」です。

「株式会社PicTokyo」代表取締役CEOの山田祥司(やまだ しょうじ)さんは、便利だからと、ついレジ袋やプラスチックストローを使用してしまうことを憂慮しています。

 「海洋プラスチックをいかに出さないようにするかという点に特に配慮しています。レジ袋やプラスチックラップは分解しても細かいプラスチックとなり海に流れていってしまします。

魚がそのプラスチックを食べ、海洋プラスチックを食べた魚を僕たちが食べてしまっている負のループをどうにか断ち切りたいと思い、環境問題に考慮した実用的で環境に優しいみつろうラップの販売を決意しました」と語っています。

 

「みつろうラップ」とは、天然のコットンにミツバチの巣から採れる「ミツロウ」と「ホホバオイル」、「天然樹脂」を染め込ませてつくられた食品用のラップのこと。肉や魚などの生鮮食品、電子レンジ以外では、従来のラップと同じように使えるものです。

さらに「WannaBee」の売り上げの一部は、「公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)」へ寄付。日本の絶滅危惧種や自然を守るための活動に役立ててほしいという想いが込められています。

 

みつろうラップ3点(S,M,L)とみつろうバーのセット:2,550(税込)~
S:20cm×20cm、M:26cm×26m、L:33cm×33cm

製造は海外の企業と提携し、コンセプトやデザインを「株式会社 PicTokyo」が担当。提携工場ではGOTS、MSDS、USDA、FDAといった認証も取得されています。もちろん、使用されているコットンやホホバオイルはオーガニック。

少し使用感が目立ってきたら、みつろうワックスバーをラップ全体に塗り、アイロンでみつろうを溶かして染め込ませると新品同様に! ほぼ1年間は使い続けることができるそう。

手づくりのみつろうラップもありますが、クオリティには課題があります。本当に安心で、環境や社会にも配慮されたものを使っていきたいと思います。

 

730日~929日】
Makuakeプロジェクトページ: https://www.makuake.com/project/wannabee/

ブランドURL(クラウドファンディング終了後公開)https://wannabee.jp/

 企業情報

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奥田 景子

執筆者:奥田 景子

ライター(エシカルファッション、フェアトレ-ドなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後スタイリスト。以降雑誌を中心にしたスタイリスト。社会的なことに興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学ぶ。理学修士を取得。2013年から福岡を拠点に移してライターとして活動中。

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