7. 製品選びのポイントは?
日本市場には日本製をはじめ世界中のオーガニック化粧品が数多販売されています。私たちにとっては非常に多くの選択肢があるということです。考慮したいのは、オーガニック化粧品としての信頼性。ものづくりに対するブランドの姿勢や情報公開、そしてオーガニック認証を製品として取得するといった企業努力等も考慮に入れましょう。
そして製品と自分との相性です。ある特定の原料にアレルギーがある場合やアルコールが苦手な場合などは、それらを含まないかどうか成分表示を気にする必要があります。香りテクスチャー、効果も含めて自分にとって相性の良い製品を探していくこと。そして、消費者として毎日肌につける製品がどのようなもので作られているか、それぞれの成分や内容について少しずつ意識していき、より自分にとって良いと思える本物の製品を探していくことが大切となります。
出典:BioFach Japan 2010 公式ガイドブック
執筆者:手島 大輔
PROFILE:
(株)トライフ 代表取締役 障がい者支援団体セルザチャレンジ代表 中小企業診断士
トーマツコンサルティング(株)等の勤務を経て、2005年にベンチャー企業にてオーガニックコスメブランド「アグロナチュラ」の立上げを行う。ゼロベースから発売後9ヶ月に市場価格で約10億円の売上の日本を代表するオーガニックブランドとする。2006年独立。複数のブランドプロデュース、コンサルティング、OEM生産受託、世界中のオーガニック植物原料の輸入販売事業を行う。2009年障がい者自立支援団体「セルザチャレンジ」の立上げを行い福祉とビジネスの融合に向けた社会起業活動も開始。
(株)トライフ ホームページ URL:https://sites.google.com/site/trifeinc/
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