有機ってほんとうにおいしいの?

おいしい野菜の見分け方は?

有機野菜の株式会社ビオ・マーケットが8年ほど前に東京の赤堀栄養専門学校に依頼して有機野菜を、ビタミンC含有量と官能検査について専門的に分析してもらったことがあるそうです。

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ごらんの通りどれも有機農業で作られた農産物が高い数値を示しています。 やっぱりおいしいんですね!!

ではその見分け方は?

おいしい野菜は形が素直だといいます。根が健康に育った野菜は葉脈や葉そのものが対称になっているものがいいでしょう。

緑の濃い野菜が、栄養価が高いと思っていませんか? いいえ、それは窒素が過剰だからです。

化学肥料を大量に使う農法では土壌中の窒素成分が過剰になり、植物体内に多量に残ってしまい、えぐみ、苦みの原因となります。ですから、ほうれん草や小松菜などはなるべく新緑の淡いグリーンのものを選びましょう。

有機の野菜は野菜そのものの香りが高く素直な味です。有機でおいしいものは、持った感じもたしかな手応えがあるといいます。有機のトマトと普通の作り方のトマトを、水を張った容器に入れると、有機のトマトは沈みます。中身が詰まって重いんですね。

いろいろな野菜を味わって経験を積んでいきましょう。

参考資料:ビオ・スタイル 今井登志樹 著(小学館クリエイティブ)

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