わかちあいプロジェクト－直輸入のフェアトレード原料を使用した国内初の国際フェアトレード認証リップクリーム新発売！

2015/07/06

リップクリームは冬場だけのものではありません。これからの季節も、部屋はエアコンで乾燥気味。

そんなタイミングで、国際協力NGO 「わかちあいプロジェクト」から、国際フェアトレードラベル機構（FLO）認証のリップクリームが発売されました。パレスチナ産のアーモンドオイルをベースに、モロッコ産アルガンオイル、ガーナ産シアバター、パレスチナ産ホホバオイル、アルゼンチン産ミツロウを使用し、日本で作られています。柑橘香がほんのり香る、やさしいリップクリームです。

箱とチューブの上に、FLO認証マークが付いています▲

シアバター10%、アルガンオイル12%配合
国際フェアトレード認証リップクリーム

○ 保湿効果にすぐれたアーモンドオイルとシアバターが唇のうるおいを保ちます。
○ ビタミンEの豊富なアルガンオイルとホホバオイルが肌の調子を整え、唇のヒビ割れや荒れを整えます。
○ 紫外線を防ぐことでも知られるシアバターが、強い日差しからデリケートなリップを守ります。
○ ミツロウを加えて、なめらかな使用感を実現。
○ お花とフルーツのリーフのイラストが入った可愛いパッケージと、高級感のある箱入りでプレゼントにもオススメ!

成分：アーモンド油、ミツロウ、アルガニアスピノサ核酸、シア脂、ホホバ油、トコフェロール、エチルヘキシルグリセリン、オレンジ油、グレープフルーツ果皮油

※成分中のアーモンド油、ミツロウ、アルガニアスピノサ核酸（アルガンオイル）、シア脂（シアバター）は、国際フェアトレード基準を厳守して取引されています。
フェアトレード含有率：合計97%

内容量：8g 価格：1,296円(内税) 商品ページ：http://wakachiai.shop-pro.jp/?pid=77660507

【わかちあいプロジェクトとフェアトレードについて】

「わかちあいプロジェクト」は、フェアトレード・難民支援・自立支援の3つの分野で活動している国際協力NGOです。わかちあいプロジェクトの活動内容は、最近では、学校の教科書にも取り上げられているそうですよ。

▲ビタミンEとポリフェノールを豊富に含むアルガンオイルはモロッコの生産団体Tighanimieより

フェアトレードの作物・製品は、生産者や労働者の生活を改善し、自立をもたらすため、適正な価格で公正な取引により、継続的に購入されます。生産の現場には、国際フェアトレード基準に基づき、農薬の使用を控えた環境に優しい農業と、安全な労働環境が提供されています。

欧米では、スーパーに専用の売場が設けられるなど、フェアトレードや認証マークがかなり普及しています。しかし日本では、一般の消費者への認知度は、まだ低いのが現状です。

▲保湿力に優れたシアバターは、社会的弱者の女性や子供、高齢者を貧困から救うことを目指すガーナのAkoma Cooperative Multipurpose Societyより

わかちあいプロジェクトは、フェアトレードの商品・原料を店舗やレストランへ卸すほか、ネット通販も行っています。さらに、イベントなどで商品を販売してくれる人も募っています。
そういえば、高校・大学の文化祭や地域のバザーなどで、フェアトレードについての展示や商品の販売を見かける機会が増えた気がします。

また、フェアトレード認証を受けたボールを使用したサッカー大会も、各地で行われています。これは、日韓ワールドカップの際に行われたキャンペーンにより日本でも知られるようになった、児童労働によるボール生産の問題を提起する試みです。

学校や家庭でフェアトレードについて話し合うと、世界の地理・経済・社会問題について学び、考えるいい機会になりますね。

▲天然の有効成分をそのまま残し、ほのかなはちみつの香りが感じられる未精製ミツロウはアルゼンチンの生産者組合Comericio Solidario C.Lより

最近の不安定な世界情勢は、政治・宗教のみの問題ではなく、地球温暖化による土地の奪い合いや、貧富の差の拡大による自暴自棄も背景にあるといいます。
情報化により、発展途上国や紛争地帯にも豊かな人々の暮らしぶりが詳細に伝わるようになったことが、さらに不満を大きくしているという報告が、わかちあいプロジェクトのサイトにも載っています。

こうした地域の安定と自立を支援することは、遠い国への慈善活動にとどまらず、日本に住む私たちの安全にかかわる問題となってきています。温暖化の責任は、むしろ先進国にありますし。

現在フェアトレードに関わっている生産者は、助けが必要な人々の一部にしか過ぎないでしょう。でも、私たちの普段の買物によって、支援活動に協力し、公正な社会への1票を投じることができるのです。　１本のリップクリームが結ぶ縁に、想いを馳せながら。